特許
J-GLOBAL ID:200903016679174680

フロートバルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八嶋 敬市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-195431
公開番号(公開出願番号):特開平11-037008
出願日: 1997年07月22日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】急激な閉鎖のない段階的な差動を確実に行えるようにしたフロートバルブを提供する。【解決手段】ケース10内部に空間12、連絡通路16と、これらを連絡する連絡孔14を設け、さらにフロート24、メインバルブ42、サブバルブ40とを備え、メインバルブには空間12と連絡孔14とを連絡する補助通路52を形成する。前記ケース内面で前記連絡孔の周囲に着座面64、また、メインバルブの上面に該着座面に接触する弾性素材製のバルブシート56を備える。油面66が低い状態ではバルブシートと着座面は接触しなくて空間12と連絡孔14は直接連絡する。油面が上昇するに従い連絡孔14に吸い上げ力が働いてメインバルブのバルブシートが着座面に接触し、メインバルブに備えられた補助通路により空間12と連絡通路16とが連通する状態となり、更に油面が上昇するとサブバルブによって補助通路52が閉じられて全閉状態となる。
請求項(抜粋):
内部に空間を形成したケースと、ケース内に形成されるもので前記空間と連絡する連絡孔と、ケース内に移動自在に備えられるフロートと、そのフロートに対して所定の範囲内で相対的に変位可能なメインバルブと、そのメインバルブを貫通して形成される補助通路と、前記連通孔と嵌合して前記空間とその連通孔とを連絡するものであって前記メインバルブに形成されるガイド部材と、前記メインバルブに形成されるものであって前記連絡孔との間隔が所定の範囲内になった時に前記連絡孔における空間への開口部付近に前記メインバルブを吸い上げる力を発揮させる吸引力発生部材と、前記ケースの内面に備えられるものであって前記連絡孔の空間側への開口部の周囲に備えられる第一密閉部材と、前記メインバルブの上昇時にそのメインバルブと共に移動するものであって前記第一密閉部材と接触してその接触箇所を密閉する第二密閉部材とを有し、前記吸引力発生部材と前記連絡孔との間隔が所定範囲に達しない間は前記連絡孔と前記空間とを直接連絡し、前記吸引力発生部材と前記連絡孔との間隔が所定範囲内の間隔になると、前記メインバルブに吸い上げ力が働いてそのメインバルブを上昇させて前記第一密閉部材と前記第二密閉部材とを接触させ、前記メインバルブに形成した補助通路を介して前記空間と前記連通孔とを連絡するようにしたことを特徴とするフロートバルブ。
IPC (4件):
F02M 37/00 301 ,  F02M 37/00 311 ,  F02M 25/08 ,  F16K 31/18
FI (4件):
F02M 37/00 301 G ,  F02M 37/00 311 K ,  F02M 25/08 H ,  F16K 31/18 C

前のページに戻る