特許
J-GLOBAL ID:200903016680257816
絵柄と線画の境界画像補正方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-151545
公開番号(公開出願番号):特開平6-339037
出願日: 1993年05月28日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 線画と絵柄との境界において発生する白抜けを目立たなくすることによって、画像の品質を向上させる。【構成】 線画領域#1と絵柄領域#3との間の境界線を含む絵柄画素で構成される境界線領域#11と、境界線領域内部の絵柄領域#3とを示す境界線画像を作成する。この境界線画像は、線画に特殊な間引き処理を行なうことによって作成される。この境界線画像と絵柄との上に補正ウィンドウW1を同時に移動させる。補正ウィンドウW1の中心画素CPが境界線領域#11に存在する位置では、その中心画素の網点面積率と、補正ウィンドウW1の周辺画素であって絵柄領域#3に含まれる画素の網点面積率とを平均化することによって、中心画素の網点面積率を補正する。補正ウィンドウW1を画像平面上に渡って移動させながらこの処理を行なうことによって、境界線領域内の各絵柄画素の網点面積率を補正する。
請求項(抜粋):
同一の画像平面上の線画と絵柄の境界における画像を補正する方法であって、(A)前記画像平面上における線画領域と絵柄領域との区分を第1の分解能で表わす線画データを準備する工程と、(B)前記第1の分解能よりも低い第2の分解能に相当する絵柄画素ごとに、前記絵柄領域における絵柄を表わす絵柄データを準備する工程と、(C)前記線画領域と前記絵柄領域との間の境界線を含む絵柄画素で構成される境界線領域と、前記境界線領域内部の絵柄領域とを前記第2の分解能で示す境界線データを、前記線画データおよび前記絵柄データの少なくとも一方に基づいて作成する工程と、(D)前記境界線データと前記絵柄データとを照合することによって前記境界線領域内の各絵柄画素の色成分を特定するとともに、前記境界線領域内の各絵柄画素の色成分と、該境界線領域内の各絵柄画素から所定の範囲内に存在する前記絵柄領域内の絵柄画素の色成分とに対して所定の平均化処理を行なうことによって、前記境界線領域内の各絵柄画素の色成分を補正する工程と、を備える境界画像補正方法。
IPC (4件):
H04N 1/46
, G06F 15/66 310
, G06F 15/66 450
, H04N 1/387
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