特許
J-GLOBAL ID:200903016684904360

連続鋳造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-003726
公開番号(公開出願番号):特開平7-204802
出願日: 1994年01月18日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 ビレットまたはブルーム鋳片の小断面連続鋳造において、1タンディッシュで400分を越える長時間鋳造を可能にする。【構成】 Alキルド溶鋼とSiキルド溶鋼とを同一タンディッシュを使用して鋳造する小断面連続鋳造法において、Siキルド溶鋼では、鋳造開始直前において、少量のアルミニウムを添加した後、取鍋底部よりアルゴンガスを吹き込み弱攪拌して溶存酸素濃度を適正範囲にコントロールする。一方、ストッパー及び浸漬ノズルはアルミナ・カーボン質耐火物とし、ストッパー先端部と浸漬ノズル上部はジルコニア・カーボン質またはマグネシア・カーボン質耐火物として構成されるタンディッシュを使用して、断面積が1200cm2 以下であるモールドへAlキルド溶鋼とSiキルド溶鋼を注湯する連続鋳造法。
請求項(抜粋):
断面積が1200cm2 以下のモールドを使用し、アルミキルド溶鋼とシリコンを主体に脱酸された溶鋼を同一タンディッシュを使用して鋳造する連続鋳造法において、(イ)溶鋼流量調節部位がジルコニア・カーボン質耐火物又はマグネシア・カーボン質耐火物から成り、その他の主要部位がアルミナ・カーボン質耐火物から成るストッパーと、溶鋼流量調節部位がジルコニア・カーボン質耐火物、マグネシア・カーボン質耐火物又は高アルミナ質耐火物から成り、その他の主要部位がアルミナ・カーボン質耐火物から成る浸漬ノズルを有するタンディッシュを使用し、(ロ)シリコンを主体に脱酸された溶鋼は、その鋳造開始直前に少量のアルミニウムを溶鋼内に添加された後、取鍋底部に装着されたポーラスプラグよりアルゴンガスを0.5〜1.5Nl/ton・minの流量速度で3分間以上吹き込み攪拌し、(ハ)上記攪拌終了後の溶鋼中の可溶性アルミニウムを50ppm以下に、溶存酸素濃度を、マンガン含有量が0.8重量%未満の溶鋼では20〜28ppm、マンガン含有量が0.8重量%以上の溶鋼では20〜24ppmに、それぞれ調整してから鋳造することを特徴とする連続鋳造法
IPC (4件):
B22D 11/10 ,  B22D 11/00 ,  C21C 7/00 ,  C21C 7/06

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