特許
J-GLOBAL ID:200903016693420805

オレフィン重合用固体触媒成分、オレフィン重合用触媒およびオレフィン重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-320666
公開番号(公開出願番号):特開平8-176226
出願日: 1994年12月22日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【構成】 Mg(OR1 )n (OR2 )2-n で表されるMg化合物(a1)、Ti(OR3 )4-m X mで表されるTi化合物(a2)、およびSi(OR4 )4-k Xk で表されるSi化合物(a3)、および必要に応じてR6 OHで表される化合物(a4)を加熱反応させて得られる生成物(a*)をTiXj (OR5 )4-j で表されるハロゲン含有Ti化合物(b*)に20°C以下の温度で添加することにより接触させ、接触終了の前または後に電子供与性化合物(c*)と接触させたうえで、該接触生成物を2.0°C/minを越えない条件で昇温した後、110°Cを越える温度で処理することによって得られる固体(A*)を含む固体触媒成分。【効果】 本発明によれば、α-オレフィンの重合体、特にプロピレンの重合体を大きなスケールで製造する際に、高い活性・立体規則性に加え、良好な粉体性状を兼ね備えた重合体が得られ、工業的に有用である。
請求項(抜粋):
一般式Mg(OR<SP>1 </SP>)<SB>n </SB>(OR<SP>2 </SP>)<SB>2-n </SB>(式中、R<SP>1 </SP>,R<SP>2</SP>は、アルキル基、アリール基またはアラルキル基を示し、R<SP>1 </SP>とR<SP>2 </SP>は同一でも異なってもよい。nは、0≦n≦2を示す。)で表されるMg化合物(a1)、一般式Ti(OR<SP>3 </SP>)<SB>4-m </SB>X<SB>m </SB>(式中、R<SP>3 </SP>はアルキル基、アリール基またはアラルキル基を示す。またXは、ハロゲンを示す。mは、0≦m≦4を示す。)で表されるTi化合物(a2)、および一般式Si(OR<SP>4 </SP>)<SB>4-k </SB>X<SB>k </SB>(式中、R<SP></SP><SP>4 </SP>はアルキル基、アリール基またはアラルキル基を示す。またXは、ハロゲンを示す。kは、0≦k≦4を示す。)で表されるSi化合物(a3)、および必要に応じて一般式R<SP>6 </SP>OH(式中、R<SP>6 </SP>はアルキル基、アリール基、アラルキル基、またはSi含有基を示す。)で表される化合物(a4)を加熱反応させて得られる生成物(a*)を一般式TiX<SB>j </SB>(OR<SP>5 </SP>)<SB>4-j </SB>(式中、Xはハロゲン、R<SP></SP><SP>5 </SP>は、アルキル基、アリール基またはアラルキル基を示す。jは、0<j≦4を示す。)で表されるハロゲン含有Ti化合物(b*)に20°C以下の温度で添加することにより接触させ、接触終了の前または後に電子供与性化合物(c*)と接触させたうえで、該接触生成物を2.0°C/minを越えない条件で昇温した後、110°Cを越える温度で処理することによって得られる固体(A*)を含む固体触媒成分。
IPC (2件):
C08F 4/658 MFG ,  C08F 10/00
引用特許:
審査官引用 (5件)
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