特許
J-GLOBAL ID:200903016697471544

高強度鋼線とその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-320209
公開番号(公開出願番号):特開平6-158225
出願日: 1992年11月30日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、高強度鋼線の捻回試験中に発生する縦割れを抑制する事により、従来の強度レベルを大幅に越える鋼線およびその製造方法を提供する。【構成】 伸線後に、?@減面率1〜10%のスキンパスダイスを通過させた後に460°C以上で高温ブルーイング処理を行う。または、?A伸線後に1〜10%のスキンパスダイスを通過させ、更に曲げ角度10〜30度にて矯直加工を行った後に、460°C以上で高温ブルーイング処理を行う。または、?B伸線後に角度10〜30度にて矯直加工を行い、更に減面率1〜10%のスキンパスダイスを通過させた後に460°C以上で高温ブルーイング処理を行う事により、鋼線の捻回試験中に発生する縦割れを抑制することを特徴とする。
請求項(抜粋):
化学成分として、重量%で、C:0.70〜1.10%、Si:0.20〜2.0%、Mn:0.3〜1.5%、を含有し、その他強化元素としてCr:1.0%以下、Mo:0.2%以下、V:0.3%以下、Ni:1.0%以下、の1種または2種以上を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼線を、少なくとも1回以上の熱処理及び伸線工程によって1900MPa 以上の強度を有する伸線鋼線とした後に、スキンパス工程及びブルーイング処理工程によって表面近傍の引っ張り残留応力を低減し、最表層の残留応力値で±150MPa の範囲に制御する事を特徴とする耐捻回割れ性に優れた高強度鋼線。
IPC (5件):
C22C 38/00 301 ,  B21C 1/00 ,  B21C 9/00 ,  B21F 1/02 ,  C21D 8/06
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭62-077442
  • 特開昭50-161411
  • 特開昭63-179017
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