特許
J-GLOBAL ID:200903016702610027
太陽電池モジュールの製法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西藤 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-128220
公開番号(公開出願番号):特開平9-312408
出願日: 1996年05月23日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】貼り合わせた各部材間の接着力が充分強力で、しかも生産性が良好な太陽電池モジュールの製法を提供する。【解決手段】片面に熱可塑性エラストマー層1を積層した第1の2層フィルム7と、同様に基板フィルム4の片面に熱可塑性エラストマー層2を積層した第2の2層フィルム8とで太陽電池セル9を挟み、常温の減圧雰囲気下で加熱溶融軟化させて、両エラストマー層と太陽電池セルを互に密着させたのち、大気圧雰囲気に戻して冷却固化させて太陽電池セル9を封止する。
請求項(抜粋):
カバーフィルムの片面に熱可塑性エラストマー層が積層形成されてなる第1の2層フィルムと、基板フィルムの片面に熱可塑性エラストマー層が積層形成されてなる第2の2層フィルムとを準備する工程と、上記第2の2層フィルムの熱可塑性エラストマー層上に太陽電池セルを搭載する工程と、減圧雰囲気下で加熱することにより上記第2の2層フィルムの熱可塑性エラストマー層を溶融軟化させて上記搭載された太陽電池セルを密着させたのち、大気圧雰囲気に戻すことにより上記太陽電池セルと熱可塑性エラストマー層とを接着する工程と、常温雰囲気下で上記溶融軟化状態の熱可塑性エラストマーを冷却固化させる工程と、上記太陽電池セルが接着された第2の2層フィルムの上面に、上記第1の2層フィルムを両2層フィルムの熱可塑性エラストマー層同士が対峙するよう積層する工程と、減圧雰囲気下で加熱することにより上記両熱可塑性エラストマー層を溶融軟化させてこれら溶融軟化した両熱可塑性エラストマー層同士を密着させたのち、大気圧雰囲気に戻すことにより上記両熱可塑性エラストマー層同士およびこれら両熱可塑性エラストマー層とこれらに挟まれる太陽電池セルとを接着する工程と、常温雰囲気下で上記溶融軟化状態の両熱可塑性エラストマー層を冷却固化させることにより太陽電池セルを封止する工程とを備えたことを特徴とする太陽電池モジュールの製法。
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