特許
J-GLOBAL ID:200903016705424470
磁気分離装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-062861
公開番号(公開出願番号):特開平9-253524
出願日: 1996年03月19日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】反磁性の石炭有機分粒子と、小さい磁化率の常磁性の灰分や硫黄分粒子との混合物を効率良く、分離・除去する装置を提供することを目的とする。【解決手段】横置にした円筒状コイル1と、ヨーク2と、回転ベルト3と、ワイヤブラシ状構造部4と、フィーダ5と、回収容器6と、Uターン用ローラ15からなり、回転ベルト3は、非磁性材で構成され、円筒状コイル1とUターン用ローラ15とを渡るように配設し、回転ベルト3上には、強磁性材の細線径ワイヤがブラシ状に植毛されたワイヤブラシ状構造部4を付加し、円筒状コイル1の上方には、分離対象物質供給用フィーダ5を配置し、円筒状コイル1の下方には、分離物質回収容器6を配置し、分離物質回収容器6は、移動可能な仕切板7により2室に仕切り、一方の室には反磁性物質を回収し、他方の室には常磁性物質を回収し、回収率や磁気分離効率を適性に選択できることを特徴とする。
請求項(抜粋):
被分離物質(14)の粒子に働く磁気力の違いにより、特定の物質を分離する磁気分離装置において、(A)中心軸を水平にして横置にした円筒状コイル(1)と、ヨーク(2)と、回転ベルト(3)と、ワイヤブラシ状構造部(4)と、フィーダ(5)と、回収容器(6)と、Uターン用ローラ(15)からなり、(B)前記円筒状コイル(1)の両端部には強磁性材のヨーク(2)を設け、(C)前記Uターン用ローラ(15)は、円筒状コイル(1)の磁場空間から離れた零磁場空間に配置し、(D)前記回転ベルト(3)は、非磁性材で構成され、円筒状コイル(1)とUターン用ローラ(15)とを渡るように配設し、(E)前記回転ベルト(3)上には、強磁性材の細線径ワイヤがブラシ状に植毛されたワイヤブラシ状構造部(4)を付加し、(F)前記円筒状コイル(1)の上方には、分離対象物質供給用フィーダ(5)を配置し、(G)円筒状コイル(1)の下方には、分離物質回収容器(6)を配置し、(H)前記分離物質回収容器(6)は、仕切板(7)により2室に仕切り、一方の室には反磁性(もしくは常磁性でも磁化率のより小さい)物質を回収し、他方の室には常磁性(もしくは磁化率のより大きい)物質を回収し、(I)前記仕切板(7)は移動可能であり、分離対象物質の磁化率に対応して仕切位置を変え、回収率や磁気分離効率を適性に選択できることを特徴とする高磁場勾配型磁気分離装置。
IPC (2件):
FI (2件):
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