特許
J-GLOBAL ID:200903016712280408

密封容器の内圧検査方法及び内圧検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外11名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-336115
公開番号(公開出願番号):特開平11-166875
出願日: 1997年12月05日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】缶等の密封容器の振動による音圧信号から、より確実に缶の内圧状況を把握することができる密封容器の内圧検査方法及び検査装置を提供する。【解決手段】 選別判定システム1は、缶Cから発せられる音圧信号を変換した電気信号を処理する増幅器4、FFT変換手段5、帯域フィルタ6、6、ピーク検出手段7、7、レベル判定手段8、判定演算手段9とを備えている。このうち、帯域フィルタ6、6は入力された電気信号を低周波域と高周波域とに分割し、ピーク検出手段7、7が、それら各周波域のピークレベルP1、P2をそれぞれ検出する。レベル判定手段8は、これら2つのピークのうちより大きいレベル値をもつピークを基準ピークとして、最終的に判定演算手段9において、この最大レベル値をもつピークの周波数を代表値fとして、予め定められた設定値fsとの大小を比較する事によって、缶Cの選別を行うようになされているものである。
請求項(抜粋):
密封容器に対して強制的な振動力を与え、これにより発生した前記密封容器の振動により外界に引き起こされた音圧信号を受け、これを電気信号に変換し、該電気信号において、低周波域に属するもののうち最大のレベル値をもつ第1のピークと、高周波域に属するもののうち最大のレベル値をもつ第2のピークとを検出するとともに、それら双方のレベル値を比較し、これらの内で該レベル値の大きい方を基準ピークとして選択し、該基準ピークの周波数値を前記密封容器の代表値として、該代表値が予め定めた設定値よりも大きい場合に、前記密封容器の内圧を適正と判断することを特徴とする密封容器の内圧検査方法。
IPC (2件):
G01L 11/00 ,  G01M 3/24
FI (2件):
G01L 11/00 A ,  G01M 3/24 G

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