特許
J-GLOBAL ID:200903016712880227

体外医療装置と体内埋込型医療装置間の高速データ通信装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-524523
公開番号(公開出願番号):特表平8-509637
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】体外装置と体内埋込型医療装置とのデータ通信方法に関し、第1のパルスが電磁エネルギとして一方の装置からもう一方の装置へ送られ、前記パルスは第2の装置により受信されて電気エネルギとして蓄積され、さらに通信データを表す遅延期間後に、蓄積したエネルギを放出して電磁エネルギとして第1の装置に送り返す。前記通信方法を実現する前記体内埋込型医療装置の通信回路は、アンテナコイルと、該アンテナコイルに回路接続する非線形電子部品と、前記アンテナコイルと前記非線形電子部品に回路接続し、前記アンテナコイルにより受信されたエネルギを蓄積するための蓄電用コンデンサと、充電された前記コンデンサと前記アンテナコイルとを選択的に接続して、前記コンデンサに蓄積された電荷を前記アンテナコイルに放電するためのスイッチとを含む。
請求項(抜粋):
体内埋込型医療装置に対して電磁エネルギの不連続パルスを送信する体外装置とともに使用される体内埋込型医療装置において、 前記体内埋込型医療装置から前記体外装置へのデータ通信用の通信回路が、 前記体外装置から送られる第1の電磁エネルギパルスを受信して第1の過渡電流を発生し、さらに第2の過渡電流を受信して第2の電磁エネルギパルスを前記体外装置に対し放出するように構成されたアンテナコイルと、 該アンテナコイルに回路接続され、前記第1の過渡電流を平均値が0でない電流に変換する非線形電子部品と、 前記アンテナコイルおよび前記非線形電子部品に回路接続され、前記平均値が0でない電流により充電される蓄電用コンデンサと、 該蓄電用コンデンサおよび前記アンテナコイルに回路接続され、前記蓄電用コンデンサに充電された電荷を前記第2の過渡電流として前記アンテナコイルに放電するように、前記充電された蓄電用コンデンサと前記アンテナコイルとを選択的に回路接続するスイッチと、 前記第1の電磁エネルギパルスを受信してから、通信データを表す時間遅延分後に、選択的に前記スイッチを閉じる制御回路とを有し、 体内埋込型医療装置から体外装置へのデータ伝送を体外装置から供給されるエネルギを使用して行うことを特徴とする体内埋込型医療装置。
IPC (2件):
A61N 1/37 ,  A61N 1/378
FI (2件):
A61N 1/37 ,  A61N 1/378

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