特許
J-GLOBAL ID:200903016723835045
ボールねじ装置のシール部材
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-280741
公開番号(公開出願番号):特開平8-145143
出願日: 1994年11月15日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】ねじ軸の長短や端部の形状に関係なく短時間で装着でき、且つ装着に際して切断などの手間も不要で、材料も自由に選定できる低コストのボールねじ装置用のシール部材を提供する。【構成】ボールねじナットの端部に嵌合して取り付ける本来は環状体であるシール部材を、内周面にボールねじナットのねじ溝に係合する螺旋状の凸条を有する円周方向に多分割した複数個の部材20A(20B)で構成し、一の部材20Aの端面23Aに円周方向に突設した連結凸部24を、隣接する部材20Bの端面23Bに設けた円周方向の連結凹部28に嵌めこんで、連結凹部28と連結凸部24とを抜け止め手段25を介して係合させて環状体を形成するものとした。
請求項(抜粋):
外周面に螺旋状のねじ溝を有するねじ軸と、前記ねじ軸のねじ溝に対応するねじ溝を内周面に有するボールねじナットと、前記両ねじ溝間の螺旋状空間内を転動する多数のボールとを具えたボールねじ装置にあって、前記ボールねじナットの開口端部に形成された大径部に嵌合される環状体からなり、内周面には前記ボールねじナットのねじ溝に係合する螺旋状の凸条を有するボールねじ装置のシール部材において、前記環状体を円周方向に多分割した形状の複数個の部材で構成すると共に、各部材の端部には円周方向に突出する連結凸部又は円周方向の連結凹部を設け、前記連結凸部は他の部材に設けた連結凹部と係合する凸部とされ、前記連結凹部は他の部材に設けた連結凸部と係合する凹部とされ、互いに係合する各部材の連結凹部と連結凸部とを抜け止め手段を介して係合させるようにしたことを特徴とするボールねじ装置のシール部材。
IPC (2件):
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