特許
J-GLOBAL ID:200903016727841643

アルキルクロリド、アルケニルクロリドおよびアルキニルクロリドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-552063
公開番号(公開出願番号):特表2002-516886
出願日: 1999年05月21日
公開日(公表日): 2002年06月11日
要約:
【要約】本発明は、触媒の存在下で塩素化剤との反応によって、アルコールからアルキルクロリド、アルケニルクロリドおよびアルキニルクロリドを製造する方法に関し、この場合、この触媒は式(I)R1R2N-CX-NR3R4 (I)[式中、基R1、R2、R3およびR4は同一であっても異なっていてもよく、互いに独立しており、場合によってはモノ-ないしトリ-C1〜C4アルコキシ、C2〜C4アシル、C2〜C4アシルオキシ、フェノキシ、C2〜C8ジアルキルアミノ、ハロゲン、ニトロおよび/またはシアノで置換されたC1〜C20アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニルであるか、または場合によってはモノ-ないしトリ-C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C2〜C4アシル、C2〜C4アシルオキシ、C2〜C8ジアルキルアミノ、ハロゲン、ニトロおよび/またはシアノで置換されたC3〜C12シクロアルキル、C4〜C12アルキルシクロアルキル、C4〜C12シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、C5〜C20ヘテロシクロアルキルアルキル、C6〜C14アリール、C7〜C20アリールアルキルまたはC7〜C20アルキルアリールであるか、あるいは基R1または基R2の一つは基R3またはR4の一つと一緒になって、場合によってはモノ-ないしトリ-C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C2〜C4アシル、C2〜C4アシルオキシ、フェノキシ、C2〜C8ジアルキルアミノ、ハロゲン、ニトロおよびシアノで置換されたC2〜C12アルキレン鎖であり、この場合、この鎖はエーテル、チオエーテル、第3級アミノ、ケト、ラクトン、N-アルキル置換ラクタムまたはスルホン部分によって中断されていてもよく、およびXは酸素原子または硫黄原子である]の尿素化合物および/または一般式II【化1】[式中、Xは記載された意味を有し、かつR5、R6、R7およびR8は同一であっても異なっていてもよく、かつ互いに独立してR1〜R4に対して記載された意味を有する]の尿素化合物および/または一般式(III)【化2】[式中、X、R5〜R8は前記の意味を有し、かつZ1、Z2は同一であっても異なっていてもよく、場合によってはモノ-ないしトリ-C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C2〜C4アシル、C2〜C4アシルオキシ、フェノキシ、C2〜C8ジアルキルアミノ、ハロゲン、ニトロおよび/またはシアノで置換されたメチレン基、エチレン基またはビニレン基である]の化合物である。
請求項(抜粋):
触媒の存在下で、塩素化剤と反応させることによってアルコールからアルキルクロリド、アルケニルクロリドおよびアリキニルクロリドを製造する方法において、触媒が式(I)R1R2N-CX-NR3R4 (I)[式中、基R1、R2、R3およびR4は同一であっても異なっていてもよく、互いに独立して、場合によってはモノ-ないしトリ-C1〜C4アルコキシ、C2〜C4アシル、C2〜C4アシルオキシ、フェノキシ、C2〜C8ジアルキルアミノ、ハロゲン、ニトロおよび/またはシアノで置換されたC1〜C20アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニルであるか、あるいは場合によってはモノ-ないしトリ-C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C2〜C4アシル、C2〜C4アシルオキシ、C2〜C8ジアルキルアミノ、ハロゲン、ニトロおよび/またはシアノで置換されたC3〜C12シクロアルキル、C4〜C12アルキルシクロアルキル、C4〜C12シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、C5〜C20ヘテロシクロアルキルアルキル、C6〜C14アリール、C7〜C20アリールアルキルまたはC7〜C20アルキルアリールであるか、あるいは基R1または基R2の一つが基R3および基R4の一つと一緒になって、場合によってはモノ-ないしトリ-C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C2〜C4アシル、C2〜C4アシルオキシ、フェノキシ、C2〜C8ジアルキルアミノ、ハロゲン、ニトロおよびシアノで置換されたC2〜C12アルキレン鎖であってもよく、この場合、この鎖はエーテル、チオエーテル、第3アミノ、ケト、ラクトン、N-アルキル置換ラクタムまたはスルホン部分によって中断されていてもよく、およびXは酸素原子または硫黄原子である]の尿素化合物、および/または一般式II 【化1】[式中、Xは記載された意味を有し、かつR5、R6、R7およびR8は同一であっても異なっていてもよく、互いに独立してR1〜R4に対して記載された意味を有する]の尿素化合物および/または一般式(III) 【化2】[式中、X、R5〜R8は前記の意味を有し、Z1、Z2は、同一であっても異なっていてもよく、場合によってはモノ-ないしトリ-C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C2〜C4アシル、C2〜C4アシルオキシ、フェノキシ、C2〜C8ジアルキルアミノ、ハロゲン、ニトロおよび/またはシアノで置換されたメチレン基、エチレン基またはビニレン基である]の化合物であることを特徴とする、アルキルクロリド、アルケニルクロリドおよびアリキニルクロリドを製造する方法。
IPC (4件):
C07C 17/16 ,  B01J 31/02 102 ,  C07C 19/01 ,  C07B 61/00 300
FI (4件):
C07C 17/16 ,  B01J 31/02 102 Z ,  C07C 19/01 ,  C07B 61/00 300
Fターム (14件):
4G069AA06 ,  4G069BA21A ,  4G069BA21B ,  4G069BE19A ,  4G069BE19B ,  4G069BE38A ,  4G069BE38B ,  4G069CB25 ,  4G069CB68 ,  4H006AA02 ,  4H006AC30 ,  4H006BC10 ,  4H039CA50 ,  4H039CD30

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