特許
J-GLOBAL ID:200903016733645082

カラーマスキング式決定方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横川 邦明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-183202
公開番号(公開出願番号):特開平5-236268
出願日: 1992年06月17日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】【目的】 再現される色として濃度値が与えられているときにその色を再現するための3原色の主濃度を求めるためのカラーマスキング式であって、実用上精度が十分であり、計算負荷の少ないカラーマスキング式を決定できる方法及び装置を提供する。【構成】 サンプルから実測した再現色濃度値Dr,Dg,Dbに基づいて重回帰モデル式から算出される3原色主濃度の近似値c’,m’,y’と、実際に与えられた3原色主濃度c,m,yとの間の均等色空間上における平均色差を求め、それが予め設定した目標色差以下になるように、説明変数候補群Dr2,Dg2,Db2 ......から説明変数を1つづつ順々に選択して重回帰モデル式内に組み込み、目標色差以下になったときの重回帰モデル式をカラーマスキング式とする。
請求項(抜粋):
再現される色として濃度値(Dr,Dg,Db)が与えられたとき、その色を再現するための3原色の主濃度(c,m,y)を求めるためのカラーマスキング式を決定する方法において、3原色の主濃度(c,m,y)を種々組み合わせたサンプルからそれらに対応する再現色の濃度値(Dr,Dg,Db)を実測し、3原色の主濃度をそれぞれ目的変数とした基本となる重回帰モデル式を設定し、再現される濃度値に基づき作成された説明変数の候補を複数個設定し、説明変数の候補群の中から1つの説明変数を選択して重回帰モデル式を変更し、上記主濃度及び実測した濃度値から重回帰分析を行ない、重回帰モデル式の係数を求め、その重回帰モデル式により各サンプルの実測した再現色の濃度値に対する3原色の主濃度の近似値(c’,m’,y’)を求め、その近似値と、上記3原色の主濃度(c,m,y)とから、再現される色の色差を均等色空間上で予測し、その色差が目標色差以下になるように、上記説明変数候補群の中から説明変数を選択して重回帰モデル式に組み入れ、説明変数が組み入れられたその重回帰モデル式を、再現される色として濃度値が与えられたときにその色を再現するための3原色の主濃度を求めるための変換式として決定することを特徴とするカラーマスキング式決定方法。
IPC (4件):
H04N 1/40 ,  B41J 2/525 ,  G06F 15/68 310 ,  H04N 1/46

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