特許
J-GLOBAL ID:200903016735656090

人工的長末端反復配列

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-570376
公開番号(公開出願番号):特表2002-525078
出願日: 1999年09月15日
公開日(公表日): 2002年08月13日
要約:
【要約】開示されているのは、目的とする核酸配列の組成、およびクローニングおよび/または増幅をインビトロで行なう方法。該方法は、目的とする核酸配列の末端に付加している人造ロング・ターミナル・リピート(ALTR)上で、マルチプライミング(多部位活性化)することによって該核酸配列を鎖置換複製することに基づいて行なわれる。クローニングおよび増幅用の該核酸分子は非常に長く、40から80Kbまで、あるいは80kb以上である。該方法の好ましい形態では、単一プライマーを使用して、目的核酸をフランキングし、プライマー相補的配列の多重タンデム繰り返しを含む人造ロング・ターミナル・リピート配列の多数部位で、鎖置換複製を活性化する。増幅は複製によって進められ、複製は各プライマーで開始され、目的核酸配列を経由して続行される。多数コピーをネスト複製することによって、非常に長い核酸分子の増幅量が著しく増大する。ALTRs中の十分な数の繰り返し単位を使用することによって、僅か数回の複製が必要とされるのみで、何十万の目的核酸配列のコピーが産生される。開示された方法の好ましい形態では、標識された人造ロング・ターミナル・リピートを使用している。この標識された人造ロング・ターミナル・リピートによって、核酸断片の混合物中に存在している特異的核酸断片を、その核酸断片の配列について何の知識も持たずして、増幅および同定をすることができる。
請求項(抜粋):
目的核酸配列を増幅する方法であって、 (a)末端繰り返しサークルを、ローリング・サイクル複製プライマ-によって開始されるローリング・サイクル複製によって複製して、人工ロング・ターミナル・リピート(long terminal repeat)を作成し; (b)該人造ロング・ターミナル・リピートを目的核酸配列の末端に連結し、人造ロング・ターミナル・リピート・ベクターを作成し; (c)該人工ロング・ターミナル・リピート・ベクターを、一つ以上の鎖置換プラーマーによって開始される鎖置換複製によって増幅し; これによって該目的核酸配列を増幅する、ことを含んで成る方法。
IPC (2件):
C12N 15/00 ZNA ,  C12Q 1/68
FI (2件):
C12Q 1/68 A ,  C12N 15/00 ZNA
Fターム (28件):
4B024AA11 ,  4B024AA20 ,  4B024CA01 ,  4B024CA09 ,  4B024CA10 ,  4B024CA11 ,  4B024CA20 ,  4B024HA08 ,  4B024HA09 ,  4B024HA11 ,  4B024HA12 ,  4B024HA20 ,  4B063QA01 ,  4B063QA20 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR01 ,  4B063QR08 ,  4B063QR14 ,  4B063QR32 ,  4B063QR42 ,  4B063QR62 ,  4B063QR63 ,  4B063QR90 ,  4B063QS16 ,  4B063QS25 ,  4B063QS26 ,  4B063QX01

前のページに戻る