特許
J-GLOBAL ID:200903016739446154

耐硫化物応力腐食割れ性に優れた電縫鋼管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-218799
公開番号(公開出願番号):特開平6-041679
出願日: 1992年07月27日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、油井やガス井等湿潤な硫化水素を含む環境下にて使用される電縫鋼管を提供する。【構成】 電縫鋼管1の電縫衝合面2を中心として、両側100μm以内に含まれる酸化物系介在物のうち横断面でみた介在物の形状として板厚方向の長さと円周方向の長さの比が2以上でかつ長径10μm以上の介在物が1mm2 あたりの横断面を切る個数が5以下であり、かつ電縫衝合面を中心として両側30mm以内での硬さ測定値の最大値がビッカース硬さで250以下であり、かつ最大値と最小値の差がビッカース硬さで30以内とした電縫鋼管1である。【効果】 pHが低く厳しい環境下においても優れた耐硫化物応力腐食割れ特性を有し、油井等で使用される構造部材として好適な鋼管の提供を可能とする。
請求項(抜粋):
C:0.05〜0.35%,Si:0.02〜0.50%,Mn:0.30〜2.00%に加えてCaを0.0005〜0.0080%とAlを0.005〜0.100%含有し、残部Feからなる鋼で製造した電縫鋼管において、電縫衝合面を中心として両側100μm以内に含まれる酸化物系介在物のうち横断面でみた介在物の形状として板厚方向の長さと円周方向の長さの比が2以上でかつ長径10μm以上の介在物が1mm2 あたりの横断面を切る個数が5以下であり、かつ電縫衝合面を中心として両側30mm以内での硬さ測定値の最大値がビッカース硬さで250以下であり、かつ最大値と最小値の差がビッカース硬さで30以内であることを特徴とする耐硫化物応力腐食割れ性に優れた電縫鋼管。
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 302 ,  B21C 37/08 ,  C22C 38/54
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭63-137140
  • 特開平4-168220
  • 特開平2-197380
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