特許
J-GLOBAL ID:200903016739780925

金属材料の射出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 嘉昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-336637
公開番号(公開出願番号):特開平11-156519
出願日: 1997年11月21日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 金属材料を安定的に混練溶融することができると共に、溶融金属材料の漏出がなく、且つ充分な逆流防止機能と強度とを有する金属材料の射出装置を提供する。【解決手段】 金属材料(K)を溶融する押出シリンダ装置(A)と、押出シリンダ装置(A)で溶融された溶融金属材料を金型に注入する注湯シリンダ装置(B)とから構成する。押出シリンダ装置(A)は、押出シリンダ(1)とスクリュ(8)とから構成し、スクリュ(8)の先端部には閉鎖体(20)を取り付ける。スクリュ(8)が第1位置をると、この閉鎖体(20)が押出シリンダ(1)の閉鎖環(40)に当接して溶融金属材料の逆流を防止し、スクリュ(8)が第2位置をとると、閉鎖環(40)から離間して溶融金属材料の流れを許容するようにする。
請求項(抜粋):
金属材料(K)を溶融する押出シリンダ装置(A)と、前記押出シリンダ装置(A)で溶融された溶融金属材料を金型に注入する注湯シリンダ装置(B)とからなり、前記押出シリンダ装置(A)は、少なくとも押出シリンダ(1)と、該押出シリンダ(1)内で回転駆動されると共に軸方向に後退した第1位置と所定量だけ前進した第2位置とをとるように設けられているスクリュ(8)とを備え、前記注湯シリンダ装置(B)は、注湯シリンダ(30)と、該注湯シリンダ(30)内に軸方向に駆動可能に設けられている注湯ピストン(33)とを備え、前記押出シリンダ(1)の先端部のシリンダキャップ(2)内に設けられ、前記押出シリンダ(1)の内径より内径が小さいシリンダ前室(4)が、前記注湯シリンダ装置(B)の注湯ピストンヘッド室(34)に湯路(6)を介して連通している金属材料の射出装置であって、前記押出シリンダ装置(A)の前記押出シリンダ(1)とシリンダキャップ(2)との間に、前記シリンダ前室(4)の内径より内径が小さい閉鎖環(40、40a)が挟設され、前記スクリュ(8)の先端部には、前記シリンダ前室(4)内に位置する閉鎖体(20、20’、20”)が設けられ、該閉鎖体(20、20’、20”)のスクリュ側に位置する閉鎖面(22)は、前記スクリュ(8)が第1位置をとると、前記閉鎖環(40、40a)の閉鎖面(5)に当接して溶融金属材料の逆流を防止し、前記スクリュ(8)が第2位置をとると、前記閉鎖環(40、40a)の閉鎖面(5)から離間して溶融金属材料の流れを許容することを特徴とする金属材料の射出装置。
FI (2件):
B22D 17/20 F ,  B22D 17/20 G

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