特許
J-GLOBAL ID:200903016749599480

蛍光表示管の封着用クリップの位置決め構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-293275
公開番号(公開出願番号):特開2001-118507
出願日: 1999年10月15日
公開日(公表日): 2001年04月27日
要約:
【要約】【課題】蛍光表示管の封着処理の自動化を可能とすると共に製品の破損を抑制し得る封着用クリップの位置決め構造を提供する。【解決手段】封着処理を行うに際して未封着管36を挟持してトレイ38上に載せられる複数個のクリップ34の各々は、それぞれに設けられている係合爪64が、トレイ38に一定の中心間隔で設けられた複数個の貫通穴62の何れかに係合させられることによりそのトレイ38上で位置決めされ、そのトレイ38の載置面60aに沿った方向の相対移動が制限される。そのため、加熱処理中や加熱処理後の搬送中の振動に起因してトレイ38上でクリップ34が移動することが抑制されることから、自動機によってトレイ38上に配置されたクリップ34は、加熱処理後もそのまま当初載せられた位置に留められ、しかも、気密容器が相互に接触させられることもない。
請求項(抜粋):
複数個の蛍光体層を表示面に有する基板とその基板に平行に配置された透光性平板部とが周壁部を介して気密に封着されて成る気密容器を備えた蛍光表示管を製造するために、自動機に順次保持された複数個のクリップの各々でそれら基板、透光性平板部、および周壁部が重ね合わされた未封着の気密容器を挟み、且つ、複数個の未封着の気密容器をそのクリップで挟んだままトレイの載置面の複数箇所に載せて加熱する封着処理を施すに際して、それらクリップとトレイとの相対移動を制限するクリップの位置決め構造であって、前記トレイに所定パターンで設けられた複数個の第1係合部と、前記複数個のクリップの各々に設けられて前記複数個の第1係合部の何れかと係合させられることにより、前記トレイの載置面に沿った方向におけるそれら複数個のクリップの相対移動を制限する第2係合部とを、含むことを特徴とする封着用クリップの位置決め機構。
IPC (2件):
H01J 9/40 ,  H01J 9/26
FI (2件):
H01J 9/40 A ,  H01J 9/26 A
Fターム (1件):
5C012AA00

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