特許
J-GLOBAL ID:200903016750577694

電解コンデンサの寿命警報装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-126037
公開番号(公開出願番号):特開平8-322141
出願日: 1995年05月25日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【目的】その使用環境の温度変動に連動した寿命予測を常時行って電解コンデンサの交換時期の的確な把握を可能とする。【構成】電解コンデンサの使用時間を時間幅ti の連続的な時間帯に区分すると共に、サンプリングされた前記コンデンサの使用環境温度TSjの平均値Txiを前記の各時間帯毎に演算し、更に、寿命時間対環境温度関係を示すアレニウスの関係式に従う換算係数Nxiを用い前記平均値Txiに対応する等価的な寿命経過時間Lxiの演算Nxi・ti とその積算ΣLxiとをi=1〜nの区間にて行い、このΣLxi,即ちLE が前記コンデンサに固有の寿命時間L0 を超過した時点において所要の警報信号を発する如く、温度センサの出力信号を受ける温度検出回路と、寿命演算回路と、警報出力回路と、を以て電解コンデンサの寿命警報装置を構成する。
請求項(抜粋):
電力変換装置等に使用されている電解コンデンサを対象とし、このコンデンサがその寿命時間を超過した使用状態に至ったと推定された時点において警報信号を発する寿命警報装置であって、前記コンデンサの使用環境温度を検出する温度検出手段と、前記コンデンサの使用時間に関しこれを適当な時間幅を有する連続的な時間帯に区分すると共に,これら各時間帯毎に前記温度検出手段による温度検出値の平均値を演算し,得られた温度平均値に対応する等価的な寿命経過時間を所定の寿命時間対環境温度関係式に従い推定演算し,且つ前記各時間帯における等価的寿命経過時間を積算する寿命演算手段と、この演算手段の出力する前記等価的寿命経過時間の積算値が所定の寿命時間以上となった時点において寿命警報信号を発する警報出力手段と、を備えて成ることを特徴とする電解コンデンサの寿命警報装置。
IPC (2件):
H02H 7/16 ,  G01R 31/00
FI (2件):
H02H 7/16 E ,  G01R 31/00
引用特許:
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る