特許
J-GLOBAL ID:200903016753870945

電解槽の操作方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-158240
公開番号(公開出願番号):特開平6-116769
出願日: 1993年06月29日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 汚染源の物質などの幅広い金属種に対しても、これらの金属種を有効な利用価値を持つ特性のある形に変化させて得ることのできる電解槽の操作方法を提供する。【構成】 陰極室液1に、この陰極室液1の基礎電気的電導度性を維持する電解質として、陽イオンであるアンモニウムとナトリウムまたはカリウムの少なくとも一方とを含み、陰イオン根として、硝酸根を含むことなく、塩素根、または塩素根および硫酸根の両者を含む塩を存在させ、また、電解操作に応じて分解して陰極室液1のアルカリ度を維持させる調整剤として、アンモニウム塩、炭酸塩またはカルボン酸塩の少なくとも一つを存在させる。これにより、循環する陰極室液1に金属性酸化粒子物または金属微子物を分離生成させる。
請求項(抜粋):
陽極電極と、この陽極電極板に対向する陰極電極と、これらの電極間に単数または複数配設され、イオン選択透過性を有し、各電極に接触するように供給される電解質液を隔離する隔膜とを備え、前記隔膜により隔離された空間ごとに互いに異なる電解質液をそれぞれ循環供給しながら各電極間で通電することにより、溶解した陽イオン金属成分を陽極電極側から陰極電極側に泳動させて分離する電解槽の操作方法であって、陰極電極を配設した陰極室に循環供給する電解質液である陰極室液に、この陰極室液の基礎電気的電導度性を維持する電解質として、陽イオンであるアンモニウムとナトリウムまたはカリウムの少なくとも一方とを含み、陰イオン根として、硝酸根を含むことなく、塩素根、または塩素根および硫酸根の両者を含む塩を存在させることで、陰極室液に金属性酸化粒子物または金属粒子物を分離生成させることを特徴とする電解槽の操作方法。
IPC (3件):
C23G 1/36 ,  B22F 9/24 ,  C25B 1/00

前のページに戻る