特許
J-GLOBAL ID:200903016766363198
包絡線検波回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-131459
公開番号(公開出願番号):特開平10-322131
出願日: 1997年05月21日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 カプリングコンデンサ及びダイオードを用いた包絡線検波回路において、同コンデンサとダイオードの接続点の電位が不定になることを防止するとともに、同ダイオードの順方向電圧の温度変化の影響を受けないようにする。【解決手段】 カプリングコンデンサ23、ダイオード24及びローパスフィルタ25はこの順に接続されて、振幅変調波信号を包絡線検波して変調波信号を取り出す。オペアンプ26の反転入力端子26a及び非反転入力端子26bをダイオード24の両端A,Bに接続するとともに、オペアンプ26の出力端子26cを帰還用の抵抗27を介して反転入力端子26aに接続する。オペアンプ26を低速動作用オペアンプで構成するか、両入力端子26a,26b側にローパスフィルタを接続して、オペアンプ26が変調波信号の周波数帯域のみで動作してダイオード24の両端を同電位に維持するようにする。
請求項(抜粋):
カプリングコンデンサ、ダイオード及びローパスフィルタをこの順に接続してなり、搬送波信号を変調波信号で振幅変調した振幅変調波信号から変調波信号を取り出すための包絡線検波回路において、反転入力端子を前記カプリングコンデンサと前記ダイオードの接続点に接続し、非反転入力端子を前記ダイオードと前記ローパスフィルタの接続点に接続し、かつ出力端子と前記反転入力端子を抵抗を介して接続したオペアンプを設けるとともに、前記オペアンプを前記搬送波信号には応答しないで前記変調波信号の属する周波数帯域の信号に対して応答する低速動作用オペアンプで構成したことを特徴とする包絡線検波回路。
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