特許
J-GLOBAL ID:200903016777161414

リン酸型燃料電池の不良セル検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-229607
公開番号(公開出願番号):特開平11-067255
出願日: 1997年08月26日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】 通常運転状態で運転する状態ではクロスリークは発生しないものの、正常なセルに比べてリン酸電解質層のリン酸の量が少なくて、通常運転状態で運転すると、正常なセルよりも早い時期にクロスリークが起こり得るセルを判別することができるようにする。【解決手段】 リン酸電解質層の一方の面に燃料極を備え且つ他方の面に酸素極を備え、且つ、燃料ガスが通流する燃料ガス流路を燃料極側に備え且つ酸素含有ガスが通流する酸素含有ガス流路を酸素極側に備えたセルが設けられたリン酸型燃料電池において、酸素含有ガス流路を通流する酸素含有ガスの流量を通常運転状態の値Fsよりも少ない良否判別用基準値Fh以下にした状態で、燃料ガス流路を通流する燃料ガスの流動状態を変化させたときの、セルにおける開回路電圧の変化を判別情報として求め、その判別情報に基づいてセルの良否を判別する。
請求項(抜粋):
リン酸電解質層の一方の面に燃料極を備え且つ他方の面に酸素極を備え、且つ、水素ガスを含有した燃料ガスが通流する燃料ガス流路を前記燃料極側に備え且つ酸素含有ガスが通流する酸素含有ガス流路を前記酸素極側に備えたセルが設けられたリン酸型燃料電池において、前記酸素含有ガス流路を通流する酸素含有ガスの流量を通常運転状態の値よりも少ない良否判別用基準値以下にした状態で、前記燃料ガス流路を通流する燃料ガスの流動状態を変化させたときの、前記セルにおける開回路電圧の変化を判別情報として求め、その判別情報に基づいて、前記セルの良否を判別するリン酸型燃料電池の不良セル検出方法。

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