特許
J-GLOBAL ID:200903016786299739
超音波送受波装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-211654
公開番号(公開出願番号):特開平5-034192
出願日: 1991年07月29日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 受信超音波信号のゼロクロス点を正確に特定し、超音波の伝搬時間を高精度に算定すること。【構成】 超音波の伝搬時間を算定する伝搬時間算定手段10が、受信超音波を順次記憶する波形記憶部11と、この記憶された波形データによりゼロクロス点を検出するゼロクロス位置検出部12と、このゼロクロス位置検出部12と超音波受波器103の出力タイミングに基づいて受信超音波の伝搬時間を算定する伝搬時間演算部13とを有する。そして、ゼロクロス位置検出部12が、波形記憶部11の波形データから隣接する波同士の振幅比を求める振幅比演算機能と、この演算される振幅比の内の最大振幅比にかかる波形データを基準波として選定する基準波選定機能と、この選定された基準波に基づいてゼロクロス点を特定するゼロクロス点特定機能とを備えている。
請求項(抜粋):
超音波送波器および超音波受波器を有し、前記超音波送波器の出力タイミングに基づいて前記超音波受波器で受信される超音波の伝搬時間を算定する伝搬時間算定手段を備え、この伝搬時間算定手段が、前記超音波受波器で受信される超音波の波形信号を所定のタイミングで順次記憶する波形記憶部と、この波形記憶部から出力される波形データに基づいてゼロクロス点を検出するゼロクロス位置検出部と、このゼロクロス位置検出部の出力および前記超音波送波器の出力タイミングとに基づいて受信超音波の伝搬時間を算定する伝搬時間演算部とを有する超音波送受波装置において、前記ゼロクロス位置検出部が、前記波形記憶部から出力される波形データから隣接する波同士の振幅比を求める振幅比演算機能と、この演算される振幅比の内の最大振幅比にかかる波形データを基準波として選定する基準波選定機能と、この選定された基準波に基づいてゼロクロス点を特定するゼロクロス点特定機能とを備えていることを特徴とする超音波送受波装置。
前のページに戻る