特許
J-GLOBAL ID:200903016792328651

密閉形スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-105281
公開番号(公開出願番号):特開平6-317271
出願日: 1993年05月06日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】【構成】クランクシャフト偏心軸部の上端面の外縁部にシール部45を備え、偏心軸部の上端面と下端面とを吐出圧力の雰囲気とした潤滑油貯溜め部を構成し、旋回ボス部の軸部下端部に径方向に伸びる給油溝を形成してフレーム側の主軸受部32には、軸方向に溝深さの浅い平行溝をシャフト外縁部に設け、溝深さの浅い平行溝により給油抵抗部を形成して、フレーム側軸受部31の給油を吐出圧力と下流側の低圧圧力との差圧により行わせる。【効果】圧縮機の軸受部で、駆動周波数が180Hzなどの高速回転時にも、性能を高く保持できる。
請求項(抜粋):
密閉容器内に、スクロール圧縮機と電動機をフレームに支承した回転軸を介して連設して収納し、密閉容器室を上下室に区画し、前記スクロール圧縮機は、固定スクロール及び旋回スクロールをかみ合せ、前記旋回スクロールの鏡板背部の背圧室にはフレームと前記旋回スクロールの鏡板との間にオルダム機構を備え、旋回軸受部とフレーム側の主軸受部に作用する駆動力をクランクシャフトに直角な同一平面上になるように前記旋回軸受部と前記主軸受部を配置し、前記旋回スクロールを前記クランクシャフトに連設する偏心軸部に係合し、前記旋回スクロールを自転することなく前記固定スクロールに対して旋回運動をさせ、両スクロールで形成される圧縮空間を中心に移動させ容積を減少してガスを圧縮する密閉形スクロール圧縮機において、旋回ボス部の軸部下端部に径方向に伸びる給油溝を形成して前記旋回軸受部の給油を遠心ポンプ作用あるいは粘性ポンプ作用で行い、前記フレーム側の主軸受部には、軸方向に溝深さの浅い平行溝をシャフト外縁部に設け、前記平行溝により給油抵抗部を形成して、前記フレーム側軸受部の給油を吐出圧力と下流側の低圧圧力との差圧により行わせることを特徴とする密閉形スクロール圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F04C 29/00

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