特許
J-GLOBAL ID:200903016801971945

特にタバコ煙をフィルターでろ過するためのフィルターろ過方法及びDNAまたはRNAなどの窒素含有環状化合物または窒素含有複素環化合物からなるフィルター、ならびにそのようなフィルターを含むタバコ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-522862
公開番号(公開出願番号):特表2003-509033
出願日: 2000年09月08日
公開日(公表日): 2003年03月11日
要約:
【要約】本発明の方法は、広く有用な方法、より詳細には、タバコ製品に使用される方法に関する。本発明の方法では、特に、DNA塩基およびRNA塩基などの窒素含有複素環化合物、および補足的にポリマー繊維が使用される。前記分子および前記繊維は、部分的にハロゲン化され得るか、またはハロゲン化塩媒体中に存在し得る。ハロゲンは、好ましくはフッ素である。フッ素は付加され得るか、またはNaF、KF、Na2PO3Fなどのフッ素化塩の媒体の形態で存在し得る。毒性物質のフィルターろ過は、ニコチンおよびタバコの芳香を保ちながら、ヒトの細胞内におけるDNA付加物またはRNA付加物の形成を妨げるように作用する。
請求項(抜粋):
タバコのタバコ煙に含有される毒性生成物類、特に、ベンゾ(a)ピレン(BaP)などの多環芳香族炭化水素(PAH)類およびニトロソアミン類をフィルターでろ過するための、選択的かつ直接化学的な発ガン性防止作用を有するフィルターろ過方法であって、(喫煙者の満足および楽しみのためにニコチンおよび芳香味が保持されるように)フィルターの出口における含量低下を所定の閾値よりも大きくするために、ニコチンの含量と比較した毒性生成物類の含量を抑制するステップを含んでおり、 ニコチンの含量と比較して、毒性生成物の含量、特に多環芳香族炭化水素(PAH)類およびニトロソアミン類の含量を抑制するために、 ヒト細胞のDNAおよび/またはRNAが前記毒性生成物類に関して反応するプロセスに類似する分子的なプロセスにより前記毒性生成物に作用する活性成分によって前記毒性生成物のすべてまたは一部を捕捉するためのステップと、 好ましくはpH8以上の塩基性のpHを有し、実質的に非水性の媒体中で作用させることによってフィルターの作用条件を制御するためのステップと、 タバコ用フィルターの質量の0.1%以上になるように、好ましくはフィルターの質量の1%以上になるように前記活性成分の量を調節するためのステップとを含んでいるフィルターろ過方法。
IPC (2件):
A24D 3/14 ,  A24D 1/04
FI (2件):
A24D 3/14 ,  A24D 1/04
Fターム (6件):
4B045AA46 ,  4B045AB16 ,  4B045BA08 ,  4B045BB04 ,  4B045BC16 ,  4B045BC26
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭52-102090
  • 特開昭52-102090
  • 特表昭59-501496
全件表示

前のページに戻る