特許
J-GLOBAL ID:200903016806665010

押出形材の接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-000017
公開番号(公開出願番号):特開平11-192564
出願日: 1998年01月05日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】事前の加工を最小限とし、ボルト等を用いず、強度が安定して平坦な表面の接合部を形成する押出形材の接合方法を提供する。【解決手段】中空部3,3を有する一対の押出形材2,2を長手方向に沿って、各端面4同士を当接させ、両形材2の各中空部3間に跨って該中空部3と相似形断面の補強材5を嵌装し、上記端面4,4に沿う各形材2の上壁2aを、摩擦ピンと表面抑え部とを有する工具により摩擦撹拌溶接を施して、内部に溶着部9を有し表面が平坦な溶着線8を形成した押出形材の接合構造1を得る接合方法。上記溶接は高速度で形材2の端面4付近における各上壁2aを加熱し固相状態で撹拌しつつ凝固し、且つ上記補強材5が冷し金を兼ねるので、安定した接合強度を与えると共に、上記溶着線8の表面は平坦なため、研削等の後加工も殆んど不要となる。
請求項(抜粋):
中空部又は半中空部を有する複数のアルミニウム合金製の押出形材同士の接合方法に関し、各押出形材における端面同士を当接させ、長手方向に隣接する各押出形材における上記端面付近の中空部間又は半中空部間に跨って、この中空部又は半中空部と略相似形の断面を有する補強材を嵌装し、この押出形材同士の上記端面間に沿って、摩擦ピンと表面抑え部とを有する工具により摩擦撹拌溶接を施す、ことを特徴とする押出形材の接合方法。

前のページに戻る