特許

J-GLOBAL ID：200903016808334134

酸化物超電導体及びその製造方法

発明者： 高野 幹夫 ,  広井 善二 ,  武田 保雄 ,  高田 利夫
出願人/特許権者： 財団法人生産開発科学研究所
代理人 (1件)： 柴田 康夫 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-131778
公開番号（公開出願番号）：特開平6-345425
出願日： 1993年06月02日
公開日（公表日）： 1994年12月20日
要約：

【要約】【構成】 式:An+1CunO2n+1+δ(式中、AはCa、SrおよびBaから選択される一種又は二種以上、nは1以上の整数、δは0を越え1までの数である。)で表される組成を持ち、部分組成がA2O1+δで表される層とAn-1CunO2nで表される層が結晶学上のc軸方向に交互に積層する構造をとり、かつ液体窒素温度と同等又はそれを越えるTcを有する酸化物高温超電導体。【効果】 高価な希土類元素や有害な鉛、タリウムなどを含まず、液体窒素温度以上の高い超電導転移温度を有し、且つ水分に対して変質を受けない実用化に適した新規な酸化物高温超電導体。

請求項（抜粋）：

一般式:An+1CunO2n+1+δ(式中、Aはアルカリ土類元素カルシウム、ストロンチウムおよびバリウムから選択される一種又は二種以上、nは1以上の整数、δは0を越え1までの数である。)で表される組成を持ち、部分組成がA2O1+δで表される層とAn-1CunO2nで表される層が結晶学上のc軸方向に交互に積層する構造をとり、かつ液体窒素温度と同等又はそれを越えるTcを有する酸化物高温超電導体。

IPC (2件)：

C01G 3/00 ZAA ,  C01G 1/00