特許
J-GLOBAL ID:200903016812736077

角速度検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-049562
公開番号(公開出願番号):特開平7-260492
出願日: 1994年03月18日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、振動体のワイヤに加わる角速度の大きさに応じて発生するコリオリの力を検知することにより角速度を検出する角速度検出装置に関し、ワイヤの振動の振幅を大きくして検出装置の感度を高くし、かつ、簡単な構成でワイヤの駆動信号と角速度検出信号とを分離することを目的とする。【構成】 張力をかけて張られたワイヤ1が2次共振周波数で振動している状態で、ワイヤ1の入力軸の回りに角速度が加わったときに、角速度の大きさに応じてワイヤ1の振動と直角方向に発生するコリオリの力を検知するピックアップ部2を備え、磁界によりその長さが変化する磁歪材料からなるワイヤ1を用い、ワイヤ1の周囲に磁界発生用の駆動用コイル3を設置し、ピックアップ部2は、駆動用コイル3に対しワイヤ1の2次共振周波数の電流を流してワイヤ1を振動させたときに発生するコリオリの力により生じる振動変位を非接触で検出する。
請求項(抜粋):
所定の張力をかけて張られた振動体としてのワイヤ(1)を有し、該ワイヤ(1)が2次共振周波数のモードで振動している状態で、該ワイヤ(1)の長さ方向の軸の回りに角速度が加わったときに、該角速度の大きさに応じて該ワイヤの振動方向と直交する方向に発生するコリオリの力を検知することにより、該角速度を検出するための角速度検出装置において、前記ワイヤ(1)が、磁界によりその長さが変化する磁歪材料からなり、該ワイヤ(1)の周囲に磁界を発生させる駆動用コイル(3)を設置し、該駆動用コイル(3)に対し該ワイヤ(1)の2次共振周波数の電流を流して該ワイヤ(1)を2次共振のモードで振動させることにより、前記コリオリの力を検知することを特徴とする角速度検出装置。
IPC (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04

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