特許

J-GLOBAL ID：200903016813181435

塗油鋼板の表面欠陥検出装置

発明者： 陶山 恒夫 ,  佐藤 光威 ,  相原 幸雄 ,  佐竹 信章
出願人/特許権者： 日本鋼管株式会社
代理人 (1件)： 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-325749
公開番号（公開出願番号）：特開平8-178866
出願日： 1994年12月27日
公開日（公表日）： 1996年07月12日
要約：

【要約】【目的】 表面に塗油された粘性の高い油を高速ラインで容易に直接吸引し、塗油された鋼板の表面欠陥検査を可能にした塗油鋼板の表面欠陥検出装置を得る。【構成】 表面に塗油された被検査対象の表面欠陥を検査する表面欠陥検査器5と、この表面欠陥検査器5の直前に配設され、そして、密閉中空空間が形成され、かつ油を密閉中空空間内に吸引するための複数の油吸引孔を有する中空ロールの外周面に、油を含浸する油含浸材が取り付けられ、被検査対象に塗油されている油を均一に延ばす一対の不織布ロール4a,4bと、不織布ロール4a,4bの密閉中空空間を負圧にすると共に、油含浸材に含浸された油を、油吸引孔を介してロールの中空空間に吸引し、不織布ロール4a,4bの外部に排出する圧力制御部6a.6b及びブロワー7とを具備する。そして、不織布ロール4a,4bの油含浸材に、軸方向に沿って形成され且つ周方向に分布して配置された複数の副室を設ける。

請求項（抜粋）：

表面に油が塗油された被検査対象の表面からの反射回折光を電気信号に変換して種々の重みを付加して被検査対象の表面欠陥を検査する表面欠陥検査器と、この表面欠陥検査器の直前に、前記被検査対象の塗油面に接触するように配設され、そして、密閉中空空間が形成され、かつ前記油を密閉中空空間内に吸引するための複数の油吸引孔を有する中空ロールの外周面に、前記油を含浸する油含浸材が取り付けられ、被検査対象に塗油されている油を均一に延ばす一対の均しロールと、前記均しロールの密閉中空空間を負圧にすると共に、前記油含浸材に含浸された油を、前記油吸引孔を介して前記均しロールの中空空間に吸引し、前記均しロールの外部に排出する油吸引排出手段とを具備し、前記均しロールの油含浸材に、軸方向に沿って形成され且つ周方向に分布して配置された複数の副室を設けたことを特徴とする塗油鋼板の表面欠陥検出装置。

IPC (2件)：

G01N 21/89 ,  G01N 21/01