特許
J-GLOBAL ID:200903016819853001

多孔質膜およびそれを用いた電池用セパレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-042515
公開番号(公開出願番号):特開平11-240970
出願日: 1998年02月24日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 SD開始温度が低くかつSD速度が速い電池用セパレータとして有用である多孔質膜を提供する。【解決手段】 ポリオレフィンと、これに対し低融点かつ非相溶性の物質との混合物から多孔質膜を形成する。前記物質は、粘度平均分子量100〜10000の樹脂および脂肪鎖炭素数9〜22の脂肪族化合物の少なくとも一方の物質を使用する。この多孔質膜において、イオン透過遮断温度を105〜130°Cの範囲に設定し、かつJIS C 2313に準じて電気抵抗を測定した場合、130°Cで0.6秒間加熱処理後の電気抵抗値を、前記処理前の電気抵抗値の20倍以上に設定する。前記ポリオレフィンとしてはポリプロピレン、前記物質としては高密度ポリエチレンワックスをそれぞれ使用できる。
請求項(抜粋):
ポリオレフィンと、これに対し低融点かつ非相溶性の物質との混合物から形成され、前記物質が、粘度平均分子量100〜10000の樹脂および脂肪鎖炭素数9〜22の脂肪族化合物の少なくとも一方の物質であり、イオン透過遮断温度が105〜130°Cの範囲であり、JIS C 2313に準じて電気抵抗を測定した場合、130°Cで0.6秒間加熱処理後の電気抵抗値が、前記処理前の電気抵抗値の20倍以上である多孔質膜。
IPC (4件):
C08J 9/00 CES ,  C08K 5/20 ,  H01M 2/16 ,  C08L 23:02
FI (4件):
C08J 9/00 CES A ,  C08K 5/20 ,  H01M 2/16 P ,  H01M 2/16 L

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