特許
J-GLOBAL ID:200903016833502106

蓄熱式空気調和機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-000056
公開番号(公開出願番号):特開平10-197086
出願日: 1997年01月06日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 熱源側冷凍サイクルと利用側冷凍サイクルからなる蓄熱式空気調和機に関し、放熱用熱交換器および冷媒対冷媒熱交換器での利用側冷媒流量制御の改善を図る。【解決手段】 利用側冷凍サイクルの放熱用熱交換器13bの冷媒流量を制御する第1流量弁RV1の開度を、放熱用熱交換器13bの出口冷媒過冷却度の値から第1冷媒状態演算手段Ref1と、第1流量弁制御手段RVcont1と時間検出手段TMとからなる第1制御装置CNT1により制御することにより、利用側冷凍サイクルにおける放熱用熱交換器13b及び冷媒対冷媒熱交換器HEXでの2次側冷媒流量が極端に低下し冷媒過冷却度が確保できなくなる(ほぼ0Kか0K以下)場合、第1流量弁RV1を所定開度開け冷媒の閉塞を回避し、利用側冷凍サイクルにおいて冷房放熱運転時の快適性が維持し継続運転が可能となる。
請求項(抜粋):
圧縮機、第1四方弁、熱源側熱交換器、第1膨脹弁、冷媒対冷媒熱交換器の第1補助熱交換器を順次環状に接続し、第2膨脹弁と蓄熱槽の蓄熱用熱交換器との直列接続開路を前記第1膨脹弁と前記冷媒対冷媒熱交換器の第1補助熱交換器との直列接続開路に並列に接続した熱源側冷凍サイクルと、冷媒搬送ポンプ、第2四方弁、冷媒タンクを環状に接続したポンプユニットと、室内流量弁と利用側熱交換器とからなる複数の室内ユニットと、前記冷媒対冷媒熱交換器の第2補助熱交換器と第2流量弁との直列接続回路と、前記蓄熱槽の放熱用熱交換器と第1流量弁との直列接続回路とを並列に接続したものとを環状に接続した利用側冷凍サイクルと、冷房放熱運転時に前記蓄熱槽の前記放熱用熱交換器の出口の冷媒過冷却度を検出する第1冷媒状態量検出装置と、前記第1冷媒状態量検出装置からの信号値から冷媒状態を数値化する第1冷媒状態量演算手段と、運転時間を検出する時間検出手段と、前記第1冷媒状態量演算手段で検出された前記放熱用熱交換器の出口の冷媒過冷却度が第1の所定値以上かつ第1の所定運転時間以上の場合、前記第1流量弁を所定開度開にし、前記放熱用熱交換器の出口の冷媒過冷却度が第2の所定値以上、第1の所定値未満でありかつ第2の所定運転時間以上の場合、前記第1流量弁の開度を維持し、前記放熱用熱交換器の出口の冷媒過冷却度が第3の所定値以上、第2の所定値未満でありかつ第3の所定運転時間以上の場合、前記第1流量弁を所定開度閉にし、前記放熱用熱交換器の出口の冷媒過冷却度が第3の所定値未満かつ第4の所定運転時間以上の場合、前記第1流量弁の開度を所定開度開に制御する第1流量弁制御手段と、前記 第1の所定値は、前記第2の所定値より大きく、さらに前記第2の所定値は正の値であり、さらに前記第3の所定値は0もしくは負の値である条件を記憶し、前記第1冷媒状態量演算手段、前記時間検出手段、前記第1流量弁制御手段からなる第1制御装置を備えたことを特徴とする蓄熱式空気調和機。
IPC (2件):
F25B 13/00 351 ,  F25B 1/00 399
FI (2件):
F25B 13/00 351 ,  F25B 1/00 399 Y

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