特許
J-GLOBAL ID:200903016853777780

ピリダジンおよびフタラジン誘導体、それらの製造方法および抗痙攣剤としてのそれらの使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-543490
公開番号(公開出願番号):特表2001-518908
出願日: 1998年04月14日
公開日(公表日): 2001年10月16日
要約:
【要約】不安症、そう病、うつ病、パニック性疾患および/または攻撃、くも膜下出血または神経ショックに関連した疾病、コカイン、ニコチン、アルコールおよびベンゾジアゼピンのごとき耽溺物質からの脱出に関連した影響、外傷後のてんかんを包含するてんかんのごとき抗けいれん剤で治療可能および/または予防可能な疾病、パーキンソン病、精神異常、偏頭痛、脳虚血、アルツハイマー病およびハンチントン舞踏病のごとき他の変性的疾患、精神分裂病、脅迫観念性疾患(OCD)、エイズに関連した神経学的欠陥、睡眠障害(日周リズム障害、不眠症および睡眠発作を包含)、チック(例えば、ジル・ド・ラ・ツレット症候群)、外傷性の脳傷害、耳鳴り、神経痛、特に、三叉神経痛、ニュロパシー性の痛み、歯痛、癌の痛み、糖尿病、MSおよび運動ニューロン障害においてニューロジスセシアスを引き起こす不適当なニューロン活性、運動失調、筋肉硬直(痙直)、顎関節機能不全ならびに筋委縮性側索硬化(ALS)の治療および/または予防方法であって、治療および/または予防を必要とする対象に有効量または予防量の式(I)[式中、環システムQはピリダジニルまたはフタラジニルであり、環システムPはフェニルまたはピリジルであり、R1は水素、フェニルまたはC1-6アルキルフェニルであり、R2は水素またはC1-6アルキルであり、R3は水素であるか、あるいはハロゲン、CN、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルカルボニル、C1-6アルコキシカルボニル、フェニル、フェノキシ、フェニルC1-4アルキル、ベンジルオキシまたはベンゾイルから選択される3個までの置換基である]で示される化合物またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物を投与することを含む方法。
請求項(抜粋):
1.不安症、そう病、うつ病、パニック性疾患および/または攻撃、くも膜下出血または神経ショックに関連した疾病、コカイン、ニコチン、アルコールおよびベンゾジアゼピンのごとき耽溺物質からの脱出に関連した影響、外傷後のてんかんを包含するてんかんのごとき抗けいれん剤で治療可能および/または予防可能な疾病、パーキンソン病、精神異常、偏頭痛、脳虚血、アルツハイマー病およびハンチントン舞踏病のごとき他の変性的疾患、精神分裂病、脅迫観念性疾患(OCD)、エイズに関連した神経学的欠陥、睡眠障害(日周リズム障害、不眠症および睡眠発作を包含)、チック(例えば、ジル・ド・ラ・ツレット症候群)、外傷性の脳傷害、耳鳴り、神経痛、特に、三叉神経痛、ニュロパシー性の痛み、歯痛、癌の痛み、糖尿病、MSおよび運動ニューロン障害においてニューロジスセシアスを引き起こす不適当なニューロン活性、運動失調、筋肉硬直(痙直)、顎関節機能不全ならびに筋委縮性側索硬化(ALS)の治療および/または予防方法であって、治療および/または予防を必要とする対象に有効量または予防量の式(I)の化合物:[式中、環システムQはピリダジニルまたはフタラジニルであり、 環システムPはフェニルまたはピリジルであり、 R1は水素、フェニルまたはC1-6アルキルフェニルであり、 R2は水素またはC1-6アルキルであり、 R3は水素であるか、あるいはハロゲン、CN、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルカルボニル、C1-6アルコキシカルボニル、フェニル、フェノキシ、フェニルC1-4アルキル、ベンジルオキシまたはベンゾイルから選択される3個までの置換基である]またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物を投与することを含む方法。 2.式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物、および医薬上許容される担体を含む、不安症、そう病、うつ病、パニック性疾患および/または攻撃、くも膜下出血または神経ショックに関連した疾病、コカイン、ニコチン、アルコールおよびベンゾジアゼピンのごとき耽溺物質からの脱出に関連した影響、外傷後のてんかんを包含するてんかんのごとき抗けいれん剤で治療可能および/または予防可能な疾病、パーキンソン病、精神異常、偏頭痛、脳虚血、アルツハイマー病およびハンチントン舞踏病のごとき他の変性的疾患、精神分裂病、脅迫観念性疾患(OCD)、エイズに関連した神経学的欠陥、睡眠障害(日周リズム障害、不眠症および睡眠発作を包含)、チック(例えば、ジル・ド・ラ・ツレット症候群)、外傷性の脳傷害、耳鳴り、神経痛、特に、三叉神経痛、ニュロパシー性の痛み、歯痛、癌の痛み、糖尿病、MSおよび運動ニューロン障害においてニューロジスセシアスを引き起こす不適当なニューロン活性、運動失調、筋肉硬直(痙直)、顎関節機能不全ならびに筋委縮性側索硬化(ALS)の治療および/または予防のための医薬組成物。 3.不安症、そう病、うつ病、パニック性疾患および/または攻撃、くも膜下出血または神経ショックに関連した疾病、コカイン、ニコチン、アルコールおよびベンゾジアゼピンのごとき耽溺物質からの脱出に関連した影響、外傷後のてんかんを包含するてんかんのごとき抗けいれん剤で治療可能および/または予防可能な疾病、パーキンソン病、精神異常、偏頭痛、脳虚血、アルツハイマー病およびハンチントン舞踏病のごとき他の変性的疾患、精神分裂病、脅迫観念性疾患(OCD)、エイズに関連した神経学的欠陥、睡眠障害(日周リズム障害、不眠症および睡眠発作を包含)、チック(例えば、ジル・ド・ラ・ツレット症候群)、外傷性の脳傷害、耳鳴り、神経痛、特に、三叉神経痛、ニュロパシー性の痛み、歯痛、癌の痛み、糖尿病、MSおよび運動ニューロン障害においてニューロジスセシアスを引き起こす不適当なニューロン活性、運動失調、筋肉硬直(痙直)、顎関節機能不全ならびに筋委縮性側索硬化(ALS)の治療および/または予防のための医薬の製造のための式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物の使用。 4.式(I)の化合物が 3-クロロフェニル-(6-フェニルピリダジン-3-イル)-アミン 3-ベンゾイルフェニル-(6-フェニルピリダジン-3-イル)-アミン 2-メトキシフェニル-(6-フェニルピリダジン-3-イル)-アミン 3-クロロフェニル-(4-メチル-6-フェニルピリダジン-3-イル)-アミン フェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 3-クロロフェニル-(フタラジン-1-イル)-アミン 4-クロロフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 3,5-ジクロロフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 4-フルオロフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 4-t-ブチルフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 3-フルオロフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 2-クロロフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 3,4-ジクロロフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 2,6-ジクロロフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 2,3-ジクロロフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 3-エチルフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 3,4-ジメチルフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 2-エチルフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 2,3-ジメチルフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 2-t-ブチルフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 3-トリフルオロメトキシフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 2-トリフルオロメトキシフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 3-ベンゾイルフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 3-シアノフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 3-エトキシカルボニルフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 3-トリフルオロメチルフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 3-ピリジル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 3-クロロフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミンからなる群より選択される、請求項1の方法、請求項2の医薬組成物または請求項3の使用。 5.R1が水素;および/またはPがピリジルでありR3が請求項1で定義のもの;および/またはQがピリダジニル、R1が水素以外でありR3がハロゲン以外の置換基;および/またはQがフタラジニル、R1が水素以外でありR3がフェニル、フェノキシ、フェニルC1-4アルキル、ベンジルオキシ、またはベンゾイルである、請求項1で定義される式(I)の化合物。 6.3-ベンゾイルフェニル-(6-フェニルピリダジン-3-イル)-アミン 2-メトキシフェニル-(6-フェニルピリダジン-3-イル)-アミン 3-クロロフェニル-(4-メチル-6-フェニルピリダジン-3-イル)-アミン 3-クロロフェニル-(フタラジン-1-イル)-アミン 3,5-ジクロロフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 2,6-ジクロロフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 2,3-ジクロロフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 3-エチルフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 2-t-ブチルフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 3-トリフルオロメトキシフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 2-トリフルオロメトキシフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 3-ベンゾイルフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 3-シアノフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 3-エトキシカルボニルフェニル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン 3-ピリジル-(4-フェニル-フタラジン-1-イル)-アミン。からなる群より選択される化合物。 7.式(II)[式中、R3Aは式(I)に関して定義したR3と同じであるか、あるいはR3に変換可能な基であり、Pは式(I)に関して定義したものと同じである]で示されるアミノ化合物を式(III)[式中、Yは式(II)のアミンで置換されうる基であり、R1AおよびR2Aは式(I)に関して定義したR1およびR2と同じであるか、あるいはR1およびR2に変換可能な基であり、Qは式(I)に関して定義したものと同じである]で示される化合物と反応させ、ついで、必要ならば、 R1A、R2AまたはR3A基をR1、R2またはR3基に変換し、 R1、R2またはR3基を別のR1、R2またはR3基に変換し、 塩生成物を遊離塩基または別の医薬上許容される塩に変換し、 あるいは遊離塩基生成物医薬上許容される塩に変換することを含む、請求項5または6の化合物の製造方法。
IPC (19件):
C07D237/20 ,  A61K 31/50 ,  A61K 31/501 ,  A61K 31/502 ,  A61P 25/00 ,  A61P 25/04 ,  A61P 25/06 ,  A61P 25/08 ,  A61P 25/14 ,  A61P 25/16 ,  A61P 25/18 ,  A61P 25/20 ,  A61P 25/22 ,  A61P 25/24 ,  A61P 25/28 ,  A61P 25/30 ,  A61P 43/00 ,  C07D237/34 ,  C07D401/12
FI (19件):
C07D237/20 ,  A61K 31/50 ,  A61K 31/501 ,  A61K 31/502 ,  A61P 25/00 ,  A61P 25/04 ,  A61P 25/06 ,  A61P 25/08 ,  A61P 25/14 ,  A61P 25/16 ,  A61P 25/18 ,  A61P 25/20 ,  A61P 25/22 ,  A61P 25/24 ,  A61P 25/28 ,  A61P 25/30 ,  A61P 43/00 ,  C07D237/34 ,  C07D401/12

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