特許
J-GLOBAL ID:200903016854695184

冷間タンデム圧延機における圧延方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-348832
公開番号(公開出願番号):特開2000-167614
出願日: 1998年12月08日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】【課題】 生産性を阻害せずにヒートスクラッチの発生を防止することができる冷間タンデム圧延機における圧延方法を提供する。【解決手段】 圧延機出側板厚、圧延荷重、その他を検出し、これらの検出値に基づいて摩擦係数および変形抵抗を求める。そして、前記検出値、摩擦係数、および変形抵抗に基づいてロールバイト出口板温度を推定し、ロールバイト出口板温度がヒートスクラッチ制御目標温度を超えないようにワークロール速度を制御する。
請求項(抜粋):
ヒートスクラッチが発生しやすいスタンドをあらかじめ指定し、前記指定スタンドにおいて次のステップにより圧延を行う冷間タンデム圧延機における圧延方法。(イ)スタンド出側板温度、圧延荷重、ワークロール速度、スタンド出側板速度、スタンド入・出側板厚、スタンド入・出側張力、板冷却水温度、および板冷却水供給量をそれぞれ検出する第1ステップ(ロ)スタンド出側板温度、スタンド出側板速度、スタンド出側板厚、板冷却水温度、および板冷却水供給量の検出値から、圧延状態におけるロールバイト出口板温度Tf を推定する第2ステップ(ハ)前記ロールバイト出口推定板温度Tf があらかじめ設定したヒートスクラッチ制御目標温度TL を超える場合に、第1ステップの圧延荷重、ワークロール速度、スタンド出側板速度、スタンド入・出側板厚、およびスタンド入・出側張力の検出値から圧延材の摩擦係数および変形抵抗を求める第3ステップ(ニ)第3ステップの検出値、摩擦係数、および変形抵抗により圧延状態におけるロールバイト内の板温度上昇TE ′と、ワークロール速度を変更した場合のロールバイト内の板温度上昇Tm ′を求め、TL -Tf ≧Tm ′-TE ′となるワークロール速度を求める第4ステップ(ホ)第4ステップで求めたワークロール速度を目標値としてワークロール速度を制御する第5ステップ
IPC (3件):
B21B 37/46 ,  B21B 37/00 BBP ,  B21B 37/76
FI (3件):
B21B 37/00 137 A ,  B21B 37/00 BBP ,  B21B 37/00 132 B
Fターム (10件):
4E024AA07 ,  4E024BB03 ,  4E024BB07 ,  4E024BB08 ,  4E024BB10 ,  4E024CC02 ,  4E024CC03 ,  4E024DD11 ,  4E024DD13 ,  4E024EE01

前のページに戻る