特許
J-GLOBAL ID:200903016860628820
光の吸収を利用した濃度測定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-164100
公開番号(公開出願番号):特開平5-332921
出願日: 1992年05月28日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】 予め多数の標準試料により検量線を作成しておく必要がなく、しかも各種の変動要因を一括して補正することにより簡易に、しかも正確な測定値を求める。【構成】 既知の濃度C1及びC2を有する2種の試料を通過する光の透過率TC1及びTC2をそれぞれ測定し、(1)LC1=log((TC1-K3)/(1-K3))、(2)LC2=log((TC2-K3)/(1-K3))、(3)LC1/LC2=C1/C2 より補正係数K3を算出する。次に、未知の濃度CMを有する測定試料を通過する光の透過率TMを測定し、(4)CM=((log((TM-K3)/(1-K3)))/LC1)×C1、又は、(5)CM=((log((TM-K3)/(1-K3)))/LC2)×C2 により未知濃度CMを算出する。
請求項(抜粋):
試料を通過する光の吸収率又は透過率を測定することにより試料中に含まれる特定の成分の濃度を測定する濃度測定方法において、次の手順を備えることを特徴とする濃度測定方法。a)既知の濃度C1及びC2を有する2種の試料を通過する光の透過率TC1及びTC2をそれぞれ測定する。b)下記の3つの式(1),(2),(3)より補正係数K3を算出する。 LC1=log((TC1-K3)/(1-K3)) ...(1) LC2=log((TC2-K3)/(1-K3)) ...(2) LC1/LC2=C1/C2 ...(3)c)未知の濃度CMを有する測定試料を通過する光の透過率TMを測定する。d)下記式(4)又は式(5)により未知濃度CMを算出する。 CM=((log((TM-K3)/(1-K3)))/LC1)×C1 ...(4) CM=((log((TM-K3)/(1-K3)))/LC2)×C2 ...(5)
IPC (2件):
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平3-110452
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特開平1-284758
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特公昭61-002898
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