特許
J-GLOBAL ID:200903016869403180
車両懸架装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-028720
公開番号(公開出願番号):特開平7-237417
出願日: 1994年02月28日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 ばね上の制振性を確保しつつ、ばね下のばたつきによる乗り心地悪化を防止することができる車両懸架装置の提供。【構成】 ばね上挙動検出手段cで検出されたばね上挙動に基づいて、各ショックアブソーバbの減衰力特性を最適制御する基本制御部dを有する減衰力特性制御手段eと、ばね上加速度検出手段fで得られるばね上加速度信号から加速度レベルを異にする2種類の周波数成分信号を求める信号処理回路gと、信号処理回路gで得られた2種類の周波数成分信号の加速度レベル差に基づいてばね下のばたつきを感じる路面状態か否かを判定する路面状態判定手段hと、減衰力特性制御手段eに設けられ、路面状態判定手段hで判定された路面状態がばね下のばたつきを感じる路面状態である時は、基本制御部dによる減衰力特性の低い領域において各ショックアブソーバbの減衰力特性を高めに設定するばね下制振制御部jと、を備える。
請求項(抜粋):
車体と各車輪との間に介在されていて減衰力特性変更手段により減衰力特性を任意に変更可能に形成されたショックアブソーバと、ばね上の挙動を検出するばね上挙動検出手段と、ばね上挙動検出手段で検出されたばね上挙動に基づいて、各ショックアブソーバの減衰力特性を最適制御する基本制御部を有する減衰力特性制御手段と、車体の上下方向ばね上加速度を検出するばね上加速度検出手段と、ばね上加速度検出手段で得られるばね上加速度信号から加速度レベルを異にする2種類の周波数成分信号を求める信号処理回路と、信号処理回路で得られた2種類の周波数成分信号の加速度レベル差に基づいてばね下のばたつきを感じる路面状態か否かを判定する路面状態判定手段と、減衰力特性制御手段に設けられ、路面状態判定手段で判定された路面状態がばね下のばたつきを感じる路面状態である時は、基本制御部による減衰力特性の低い領域において各ショックアブソーバの減衰力特性を高めに設定するばね下制振制御部と、を備えたことを特徴とする車両懸架装置。
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