特許
J-GLOBAL ID:200903016869884684

主軸装置及びころがり軸受の予圧方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-071035
公開番号(公開出願番号):特開2000-263363
出願日: 1999年03月16日
公開日(公表日): 2000年09月26日
要約:
【要約】【課題】 予圧性能を高める。【解決手段】 戻し用油圧室Raと予圧用後側油圧室Rbとを脱圧して予圧用前側油圧室Rcに充分に高圧の作動油を供給すると、前側ピストン部材13がストッパ部材14に突き当たるまで中間部材16を介して押圧部材8を後側に押圧し、後側ころがり軸受5に予圧を付加する。この時の予圧は定位置予圧となる。また作動油を油圧室Raと油圧室Rbとに供給し、予圧用前側油圧室Rcを脱圧にすると、油圧室Raの油圧力と油圧室Rbの油圧力の差圧(A1 <A2 )に予圧ばね17の付勢力を加えた力が予圧として作用することになる。この状態で油通路3a,3bを閉じると、作動油の非圧縮性により、可動スリーブ部材7と後側ピストン部材9とが固定されるので、予圧は、作動油による定位置予圧となる。
請求項(抜粋):
ハウジング内に、主軸が、ころがり軸受で回転自在に支持された主軸装置において、上記ころがり軸受の外輪に嵌着されるとともに戻し用油圧室を形成して上記ハウジングに主軸の軸方向に移動自在に嵌挿された可動スリーブ部材と、予圧用後側油圧室を有し、上記可動スリーブ部材の前端部に一体に固定された押圧部材と、上記予圧用後側油圧室内に軸方向に移動自在に装入され、上記押圧部材を後側に移動させて上記ころがり軸受の外輪に予圧をかける後側ピストン部材と、予圧用前側油圧室を有し、該予圧用前側油圧室を上記予圧用後側油圧室に向き合わせてハウジングに一体に固定された固定スリーブ部材と、上記予圧用前側油圧室内に軸方向に移動自在に装入された前側ピストン部材と、上記固定スリーブ部材の後端部に設けられ、上記前側ピストン部材の後側への移動を阻止する前側ストッパ部材と、上記後側ピストン部材と前側ピストン部材との間及び上記押圧部材と固定スリーブ部材との間に軸方向に移動自在に設けられた中間部材と、上記押圧部材と前側ストッパ部材の部分にそれらの間隔が大きくなるように付勢して設けられた予圧ばねとを具備したことを特徴とする主軸装置。
IPC (3件):
B23Q 5/04 ,  B23B 19/02 ,  F16C 25/08
FI (3件):
B23Q 5/04 Z ,  B23B 19/02 B ,  F16C 25/08 Z
Fターム (8件):
3C045FD08 ,  3C045FD13 ,  3J012AB04 ,  3J012BB03 ,  3J012BB05 ,  3J012CB03 ,  3J012CB05 ,  3J012FB10

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