特許

J-GLOBAL ID：200903016871495075

多孔質セラミックス、精水器用多孔質セラミックフィルター

発明者： 市古 忠利 ,  野村 佳世 ,  岡田 政也 ,  井澤 啓亘
出願人/特許権者： 株式会社日東セラミックス ,  学校法人大同学園
代理人 (1件)： 長屋 文雄 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-181906
公開番号（公開出願番号）：特開平10-330172
出願日： 1997年05月26日
公開日（公表日）： 1998年12月15日
要約：

【要約】【課題】 麦飯石を主組成分とし、これにセピオライト、カオウール等を混合して低温度で焼成することにより、麦飯石が本来有する浄水作用と滅菌効果をもたらす作用とを備え、一定の品質に保ち、あらゆる形状に成形可能とし、かつ、安定的に供給できる工業材料としての多孔質セラミックスと、精水器用多孔質セラミックフィルターとを提供することを目的とする。【解決手段】 精水器用多孔質セラミックフィルターBを、麦飯石粉末75重量%と、セピオライト粉末15重量%と、カオウール10重量%とを混合し、この混合物に対してバインダーを15重量%加えたものを、湿式で、押出成形により、ハニカム形状の筒状体になし、これを焼成温度700°Cで焼成して形成する。

請求項（抜粋）：

80重量パーセントの組成比率の麦飯石粉末と20重量パーセントの組成比率のセピオライト粉末の混合物、85重量パーセントの組成比率の麦飯石粉末と15重量パーセントの組成比率のセピオライト粉末の混合物、90重量パーセントの組成比率の麦飯石粉末と10重量パーセントの組成比率のセピオライト粉末の混合物のいずれかと、そのいずれかの混合物に対して0、10、15重量パーセントのいずれかの組成比率のカオウールを加えたものを、550°C、600°C、650°C、700°C、750°Cのいずれかで焼成して形成したことを特徴とする多孔質セラミックス。

IPC (3件)：

C04B 38/00 303 ,  B01D 39/20 ,  C04B 33/13

FI (3件)：

C04B 38/00 303 A ,  B01D 39/20 D ,  C04B 33/13 A

引用特許：

審査官引用 (2件)

• ハニカム構造体及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-161684   出願人：浅川正名, ユーシンエンジニアリング株式会社, 松下電器産業株式会社
• ハニカム状繊維強化セラミック体およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-042184   出願人：株式会社カワタ, 大阪府