特許
J-GLOBAL ID:200903016877780766
被覆切削工具及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 勝成 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-357570
公開番号(公開出願番号):特開平5-177411
出願日: 1991年12月26日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 耐摩耗性と耐欠損性の両方に優れた被覆切削工具、及びその製造方法を提供する。【構成】 硬質セラミックスからなり、亀裂の平均間隔が10〜100μmで層厚方向の平均長さが層厚-2μmから層厚+5μmの微細な亀裂が形成され、引張応力が残留した母材表面上の第1被覆層と、第1被覆層の上に設けられた硬質セラミックスからなる圧縮応力の残留した第2被覆層とを備えた被覆切削工具であって、第1被覆層は化学的蒸着法により形成され、第1被覆層への亀裂の形成はGC砥粒等とのブラスト処理やバレル処理又は焼込れにより、第2被覆層は物理的蒸着法により形成される。
請求項(抜粋):
超硬合金、サーメット、又は窒化ケイ素系、アルミナ系若しくはチタン化合物系の硬質セラミックスからなる母材表面上に、硬質セラミックスの被覆層を設けた被覆切削工具において、前記被覆層が、母材の表面に設けられ、亀裂間隔の平均が10〜100μmで層厚方向の亀裂長さの平均が層厚-2μmから層厚+5μmの微細な亀裂を有し、周期律表の4A族金属の炭化物、窒化物、炭窒化物、炭酸化物、炭酸窒化物、ホウ窒化物、ホウ炭窒化物、及びアルミナから選ばれた少なくとも1種の単層又は複層からなり、引張応力が残留する第1被覆層と、その上に設けられた周期律表の4A族金属の炭化物、窒化物、炭窒化物、炭酸化物、炭酸窒化物、及びアルミナ、窒化チタンアルミニウム、酸窒化チタンアルミニウムから選ばれた少なくとも1種の単層又は複層からなり、圧縮応力の残留する第2被覆層とからなることを特徴とする被覆切削工具。
IPC (2件):
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