特許
J-GLOBAL ID:200903016879037254
磁気特性が極めて優れた無方向性電磁鋼板の製造方法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-204421
公開番号(公開出願番号):特開平7-173538
出願日: 1991年08月14日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、変態を有する無方向性電磁鋼板製造において、鉄損と磁束密度がともに優れた製品を提供する。【構成】 目的とする製品は、γ〜α変態を有する無方向性電磁鋼板を通常の方法で熱間圧延して熱延板とし、そのまま或は焼鈍を施した後1回若しくは中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚とし、次いで、仕上焼鈍を施す場合、最終冷間圧延の前段の熱処理で、材料をγ域まで加熱し、γ相とし、その後Ar3→Ar1間の平均冷却速度を50°C/秒以下として得られる。【効果】 本発明を用いると、従来法と比べて、鉄損W15/50 で1.50W/kg、磁束密度B50で、0.07T向上する。
請求項(抜粋):
重量%で、Si≦2.5%、Al≦1.0%かつ(Si+2Al)≦2.5%、残部:Feおよび不可避的不純物からなる珪素鋼スラブを、熱間圧延して熱延板とし、そのまま或は焼鈍を施した後1回若しくは中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚とし、次いで、仕上焼鈍を施す無方向性電磁鋼板の製造方法において、最終冷間圧延の前段の熱処理で、材料をγ域まで加熱してγ相に変態せしめ、然る後、Ar3→Ar1間の平均冷却速度を50°C/s以下として材料を冷却しα相に再変態せしめることを特徴とする磁気特性が極めて優れた無方向性電磁鋼板の製造方法。
前のページに戻る