特許
J-GLOBAL ID:200903016879895285
広帯域45度移相器
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
和泉 良彦
, 小林 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-113053
公開番号(公開出願番号):特開2005-303441
出願日: 2004年04月07日
公開日(公表日): 2005年10月27日
要約:
【課題】受動素子を用いた移相器では通過帯域に制限があり、またディジタル回路による45°移相器の場合は、入力信号は送受信系で必要とされる局部発振周波数の4倍もの周波数が必要となり、分周器や局部発振器の消費電力が大きくなる問題があった。このため、局部発振周波数に近い入力信号周波数でかつ消費電力の少ない45°移相器の実現を目的とした。 【解決手段】1/2分周器を3個用いて、入力信号に対して周波数が1/4で、位相が0°と45°の信号に、また90°と135°の信号に入力信号の1/2の周波数で位相が0°と270°の信号をそれぞれ乗算した後、0°と90°の組と、45°と135°の組をそれぞれ加算して、互いに45°の位相差を有する出力信号を得ている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1の入力信号は第1のDフリップフロップのクロック入力端子と、極性反転手段で極性反転された後に第2のDフリップフロップのクロック入力端子とに入力され、
前記第1のDフリップフロップの極性非反転出力は前記第2のDフリップフロップのD入力に接続されると共に、前記第1の入力信号に対して位相0度の出力信号として出力され、
前記第1のDフリップフロップの極性反転出力は前記第1の入力信号に対して位相180度の出力信号として出力され、
前記第2のDフリップフロップの極性非反転出力は前記第1のDフリップフロップのD入力に入力されると共に、前記第1の入力信号に対して位相90度の出力信号として出力され、
前記第2のDフリップフロップの極性反転出力は前記第1の入力信号に対して270度の出力信号として出力される構成による第1の1/2分周器を有し、
前記第1の1/2分周器の前記位相0度の出力信号は前記第1の1/2分周器と同じ構成の第2の1/2分周器のクロック入力端子と、第1のミキサの一方の入力端子および第3のミキサの一方の入力端子とにそれぞれ第2の入力信号として入力され、
前記第1の1/2分周器の前記位相90度の出力信号は前記第1の1/2分周器と同じ構成の第3の1/2分周器のクロック入力端子に第3の入力信号として入力され、
前記第1の1/2分周器の前記位相270度の出力信号は第2のミキサの一方の入力端子と、第4のミキサの一方の入力端子とにそれぞれ入力され、
前記第1のミキサの他の一方の入力端子には前記第2の1/2分周器の第2の入力信号に対して位相0度の出力が入力され、
前記第2の1/2分周器の前記第2の入力信号に対して位相90度の出力信号は前記第2のミキサの他の一方の入力端子に入力され、
前記第3の1/2分周器の前記第3の入力信号に対して位相45度の出力信号は前記第3のミキサの他の一方の入力端子に入力され、
前記第3の1/2分周器の入力信号に対して位相135度の出力信号は前記第4のミキサの他の一方の入力端子に入力され、
前記第1のミキサの出力と前記第2のミキサの出力とを第1の加算器で加算することにより、前記第1の入力信号に対して位相0度の出力信号を形成し、
前記第3のミキサの出力と前記第4のミキサの出力とを第2の加算器で加算することにより、前記第1の入力信号に対して位相45度の出力信号を形成することを特徴とする広帯域45度移相器。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (11件):
5J001BB05
, 5J001BB24
, 5J001DD09
, 5J039EE04
, 5J039EE20
, 5J039EE24
, 5J039KK09
, 5J039KK27
, 5J039MM04
, 5J039MM16
, 5J039NN01
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (5件)
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90度移相器
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-315998
出願人:日本電信電話株式会社
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特開平2-089412
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特開平4-002216
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検波器及び受信装置並びに送信装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-044312
出願人:三菱電機株式会社
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周波数変換器
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-211883
出願人:株式会社東芝, 東芝エー・ブイ・イー株式会社
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