特許
J-GLOBAL ID:200903016883805959
エンジンの空燃比制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
進藤 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-098488
公開番号(公開出願番号):特開平6-288286
出願日: 1993年03月31日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【目的】 吸気通路に複数の燃料噴射弁を備えるエンジンにおいて、空燃比急変時の空燃比フィードバック制御の応答性を向上させるとともに、その後の制御の安定性を確保する。【構成】 吸気通路の上流と下流にそれぞれ燃料噴射弁を配置し、空燃比フィードバック制御を行う領域で上流噴射弁と下流噴射弁を併用する。そして、上流噴射弁側の噴射量はI値制御によるフィードバック補正を行い、下流噴射弁側の噴射量は空燃比がリーン側からリッチ側へあるいはリッチ側からリーン側へ反転した時にP値を設定し、その後、P値を徐々に減少させる。【効果】 空燃比急変時初期には応答性に優れた下流噴射弁の補正負担が多くなることによって応答性が向上し、その後は徐々に気化・霧化性に優れた方の噴射弁の補正負担が大きくなり安定性が確保される。
請求項(抜粋):
吸気通路に複数の燃料噴射弁を備えたエンジンの空燃比制御装置であって、エンジンの運転状態に応じた燃料噴射量と燃料噴射弁毎の燃料負担率を設定してそれぞれの燃料噴射弁による燃料噴射量を制御する燃料噴射量制御手段と、エンジンの空燃比を検出する空燃比検出手段と、該空燃比検出手段の出力に基づいて前記燃料噴射量制御手段による各燃料噴射弁の制御にフィードバック補正をかけ、その際、前記空燃比検出手段の出力が切り替わった時に複数の燃料噴射弁の内応答性に優れた方の燃料噴射弁の補正負担を大きくし、その後、徐々に気化・霧化性に優れた方の燃料噴射弁に補正負担を移すよう各燃料噴射弁の補正負担を設定する空燃比フィードバック補正手段を備えたことを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/34
, F02D 41/14 310
, F02D 41/14
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