特許
J-GLOBAL ID：200903016884689359
高耐食性R-Fe-B系ボンド磁石とその製造方法
発明者：
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出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
押田 良久
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-103496
公開番号（公開出願番号）：特開平11-283818
出願日： 1998年03月30日
公開日（公表日）： 1999年10月15日
要約：
【要約】【課題】 長時間の高温高湿試験でも発錆しない極めて高い耐食性を有するR-Fe-B系ボンド磁石無電解めっき法において、めっき液や洗浄液などがポーラスなR-Fe-B系ボンド磁石に侵入、残留するのを防止した磁石表面に高密着強度で寸法精度よく耐食性被膜を設けるのに最適な工業的工程からなる高耐食性R-Fe-B系ボンド磁石の製造方法の提供。【解決手段】 R-Fe-B系ボンド磁石を不定形Al片をメディアとしてバレル装置にて乾式法にてバレル研磨を施し、磨砕されたAl微片がボンド磁石表面の樹脂面および封孔部に圧入、被覆され、また磁粉面にも同様にAl微片が被覆されてR-Fe-B系ボンド磁石表面に形成されたAl被覆層表面を亜鉛置換処理を行うことにより、電気めっき時のAl流出が防止され、良好な電気めっきが可能となり、耐食性に優れ、磁気特性劣化の少ないR-Fe-B系ボンド磁石めっき被膜品を得る。
請求項（抜粋）：
R-Fe-B系ボンド磁石の表面に形成される空孔部が、研磨材の粉末とボンド磁石の研磨屑、さらに無機質粉体を植物性媒体の油脂分にて固着、封孔され、表面を構成する樹脂面及び前記封孔部にAl微片が圧入かつ被覆され、また表面を構成する磁粉面にAl微片が被覆されて形成されたAl被覆層を有し、当該磁石表面に亜鉛置換処理によるZn層を有し、さらにこのZn層を介して形成された電解めっき層とを有する高耐食性R-Fe-B系ボンド磁石。
IPC (2件)：
FI (2件)：
H01F 1/08 A
, H01F 41/02 G
