特許
J-GLOBAL ID:200903016890440559

車両用スリップ防止装置における目標駆動輪速度設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-034703
公開番号(公開出願番号):特開平5-231204
出願日: 1992年02月21日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】駆動輪速度検出器および従動輪速度検出器の検出値に基づいて駆動輪の過剰スリップを過剰スリップ判断手段で判断し、過剰スリップが生じたときには、駆動輪速度ならびに目標駆動輪速度の差に応じた制御値を出力する制御信号出力手段により、車両搭載エンジンの出力を変化させ得るアクチュエータを前記エンジンの出力を増大させる側に作動せしめるようにした車両用スリップ防止装置において、エンジンブレーキ状態での過剰スリップ発生時に、効率的なエンジンブレーキが得られるように目標駆動輪速度を設定する。【構成】従動輪速度に所定のスリップ率を加味して目標駆動輪速度を定めるとともに、エンジンの出力を増大する側への制御実行中に従動輪速度および駆動輪速度の差が所定値以下となったときには前記差が所定値を超えていたときの従動輪速度の微分値に基づいて目標駆動輪速度を設定する。
請求項(抜粋):
駆動輪速度を検出する駆動輪速度検出器(5DL,5DR)と、従動輪速度を検出する従動輪速度検出器(6FL,6FR)と、車両搭載エンジン(E)の出力を変化させ得るアクチュエータ(3)と、駆動輪速度検出器(5DL,5DR)および従動輪速度検出器(6FL,6FR)の検出値に基づいて駆動輪(WDL,WDR)の過剰スリップを判断する過剰スリップ判断手段(14)と、過剰スリップが生じたと過剰スリップ判断手段(14)が判断したときに駆動輪速度ならびに目標駆動輪速度の差に応じた制御値を出力して前記エンジン(E)の出力を増大させる側にアクチュエータ(3)を作動せしめる制御信号出力手段(17)とを備える車両用スリップ防止装置において、従動輪速度に所定のスリップ率を加味して目標駆動輪速度を定めるとともに、エンジン(E)の出力を増大する側への制御実行中に従動輪速度および駆動輪速度の差が所定値以下となったときには前記差が所定値を超えていたときの従動輪速度の微分値に基づいて目標駆動輪速度を設定することを特徴とする車両用スリップ防止装置における目標駆動輪速度設定方法。
IPC (3件):
F02D 29/02 311 ,  F02D 29/02 341 ,  F02D 41/04 310

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