特許
J-GLOBAL ID:200903016898186279

建設機械の油圧駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-332833
公開番号(公開出願番号):特開平7-190003
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 アクチュエータの複合駆動時にサチュレーションが生じた場合でも、各アクチュエータへの流量の分配を、当該作業に支障が生じないように合理的に行うことのできる建設機械の油圧駆動回路を提供する。【構成】 操作レバーにより操作されてアクチュエータ206,207への供給流量を調節する操作用可変絞り部222,223の上流側に、アクチュエータ206,207の負荷圧及びバネ265,231による開方向の制御力、自己の二次圧による閉方向の制御力が付与されて開口量を調節し自己の二次圧をバネ265,231によりアクチュエータ206,207の負荷圧よりも一定値だけ高くなるように制御する圧力補償部262,225が配置され、ロードセンシング制御を行う建設機械の油圧駆動回路において、圧力補償部262の下流側に流量制限用可変絞り部261を配置し、この流量制限用可変絞り部261の絞り開度を、操作用可変絞り部223の操作に連動してその絞り開度の増加に応じて減少させるようにした。
請求項(抜粋):
可変容量形油圧ポンプと、この可変容量形油圧ポンプの油圧により駆動される複数のアクチュエータと、これらのアクチュエータの負荷圧のうち最高負荷圧を検出して可変容量形油圧ポンプの吐出圧がその最高負荷圧よりも所定値だけ高くなるように同ポンプの吐出容量を制御するロードセンシング制御を行う制御手段とを設けるとともに、建設機械の操縦手段により操作されてアクチュエータへの供給流量を調節する操作用可変絞り部と、この操作用可変絞り部の上流側に配置され、アクチュエータの負荷圧に基づく開方向の制御力、差圧設定手段により設定される開方向の制御力及び自己の二次圧に基づく閉方向の制御力が付与されて開口量を調節して、自己の二次圧を差圧設定手段によりアクチュエータの負荷圧よりも一定値だけ高くなるように制御する圧力補償部とを有し、アクチュエータへの供給流量を制御する流量制御装置を各アクチュエータに対応して設けた建設機械の油圧駆動回路において、その各アクチュエータに対応して設けた流量制御装置のうちの一部の流量制御装置における圧力補償部の下流側に、操作用可変絞り部の通過流量を制限する手段としての流量制限用可変絞り部を配置し、この流量制限用可変絞り部の絞り開度が他の流量制御装置の操作用可変絞り部の絞り開度の増加に応じて減少するようにその操作用可変絞り部の操作に連動して設定されるようにしたことを特徴とする建設機械の油圧駆動回路。
IPC (4件):
F15B 11/00 ,  E02F 9/22 ,  F15B 11/05 ,  F15B 11/16
FI (2件):
F15B 11/00 M ,  F15B 11/16 Z

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