特許

J-GLOBAL ID：200903016901623278

複合酸化物単結晶の製造方法

発明者： 舟橋 良次 ,  松原 一郎 ,  鹿野 昌弘
出願人/特許権者： 独立行政法人産業技術総合研究所
代理人 (1件)： 三枝 英二
公報種別：再公表公報
出願番号（国際出願番号）：JP2002005104
公開番号（公開出願番号）：WO2003-000605
出願日： 2002年05月27日
公開日（公表日）： 2003年01月03日
要約：

本発明は、優れた熱電交換性能を有する酸化物材料を簡単な工程で製造できる方法を提供するものである。本発明は、Bi含有物、Sr含有物、Ca含有物、Co含有物及びTe含有物からなる原料混合物、又はこれにPb含有物を加えた原料混合物を、酸素含有雰囲気中で融点を下回る温度で熱処理することを特徴とする複合酸化物単結晶の製造方法である。本発明方法で得られる複合酸化物単結晶は、通常、長さ10〜10000μm程度、幅20〜200μm程度、厚さ1〜5μm程度のリボン形状の繊維状複合酸化物単結晶である。本発明方法によれば、融点を下回る比較的低い温度で熱処理するだけで、優れた熱電変換性能を有する複合酸化物単結晶を製造することができるので、熱処理作業が比較的容易で安全性が高く、しかもコスト面でも有利である。

請求項（抜粋）：

Bi含有物、Sr含有物、Ca含有物、Co含有物及びTe含有物からなる原料混合物、又はこれにPb含有物を加えた原料混合物を、酸素含有雰囲気中で融点を下回る温度で熱処理することを特徴とする複合酸化物単結晶の製造方法。

IPC (6件)：

C30B29/22 ,  C01G51/00 ,  C30B1/10 ,  H01L35/18 ,  H01L35/22 ,  H01L35/34

FI (6件)：

C30B29/22 D ,  C01G51/00 A ,  C30B1/10 ,  H01L35/18 ,  H01L35/22 ,  H01L35/34