特許
J-GLOBAL ID:200903016903734620
ダンプカーにおける荷箱昇降用スプール弁の制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-305085
公開番号(公開出願番号):特開平8-156674
出願日: 1994年12月08日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 荷箱の昇降をスプール弁で制御するダンプカーにおいて、キースイッチを閉成してエンジンを始動し、荷箱昇降用の電源スイッチを閉成したときに、荷箱が予期せぬ起立を行うことを防止する。【構成】 キースイッチを閉成したとき(ステップS1)、スプール弁のスプール位置が上げ位置にあればスプール位置を中立位置に移動させ(ステップS2,S3)、またスプール位置が中立位置又は下げ位置にあればスプール位置をそのままとし(ステップS4〜S7)、油圧ポンプを駆動するPTO装置が「接」であれば「断」にする(ステップS9,S10)。これにより、その後に荷箱昇降用の電源スイッチを閉成したとき、荷箱が予期せぬ起立を行うことが防止される。
請求項(抜粋):
油圧ポンプ(6)の駆動・停止を司るキースイッチ(13)と、荷箱(3)を昇降させる油圧シリンダ(4)と、油圧ポンプ(6)及び油圧シリンダ(4)間に介装されて該油圧シリンダ(4)の作動を制御するスプール弁(8)と、スプール弁(8)のスプール位置を上げ位置、中立位置及び下げ位置の何れかに移動させる操作スイッチ(40,41,42)と、操作スイッチ(40,41,42)を作動可能な状態にする電源スイッチ(38)とを備えてなり、キースイッチ(13)及び電源スイッチ(38)を閉成した状態で操作スイッチ(40,41,42)を閉成して荷箱(3)の昇降を行うダンプカーにおいて、キースイッチ(13)の閉成時にスプール弁(8)のスプール位置を検出する検出手段(35)と、検出手段(35)により検出したスプール位置が上げ位置にあるとき、該スプール位置を中立位置に移動させる位置決め制御手段(48)とを備えたことを特徴とする、ダンプカーにおける荷箱昇降用スプール弁の制御装置。
前のページに戻る