特許
J-GLOBAL ID:200903016908011634

盲導犬誘導券売機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-105593
公開番号(公開出願番号):特開平10-302091
出願日: 1997年04月23日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 視覚障害者専用の自動券売機に盲導犬を正確に誘導案内する。【解決手段】 盲導犬(D)に取付けられた発振装置(18)からの特定周波数の電波を受信器(28)が受信した場合、切換えスイッチ(34)はオン状態となり、電源(32)と非可聴周波数発振器(30)とを接続する。非可聴周波数発振器(30)は人には聞こえないが盲導犬(D)には聞こえる周波数を発振し、スピーカー(36)はこの周波数に対応する特定音を外部に向けて発生する。盲導犬(D)はこの特定音を聴き、視覚障害者(M)からの“キップ”という言葉の命令に従って、該特定音が発生している自動券売機(10)にまで視覚障害者(M)を誘導案内する。
請求項(抜粋):
盲導犬(D)のハーネス(14)に取付けられた特定周波数の電波を発振する発振装置(18)からの電波を受信するための受信器(28)と;前記受信器(28)が前記特定周波数の電波を受信した際に、人には聞き取れずに前記盲導犬(D)には聞き取ることができる特定周波数を発振するための非可聴周波数発振器(30)と;前記非可聴周波数発振器(30)からの特定周波数からなる発振信号に対応する周波数の音を発生するためのスピーカー(36)と;前記受信器(28)により前記特定の電波を受信したときには前記非可聴周波数発振器(30)と電源(32)とを接続するようオンにし、自動券売機(10)の接客処理が終了したときには前記非可聴周波数発振器(30)と電源(32)とを開放するようオフにするための切換えスイッチ(34)と;を備えていることを特徴とする盲導犬誘導券売機。

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