特許
J-GLOBAL ID:200903016913288318

スクロール式流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-358342
公開番号(公開出願番号):特開2002-161877
出願日: 2000年11月24日
公開日(公表日): 2002年06月07日
要約:
【要約】【課題】 シール部材の芯金を抜止め突起によって旋回スクロールの鏡板に安定的に取付けることにより、温度変化等に対する耐久性、信頼性を向上させる。【解決手段】 固定スクロール2と旋回スクロール11との間には各圧縮室15を画成し、これらの摺動面2A,11Aをリップシール25によってシールする。また、リップシール25の芯金26を鏡板12の外周側に取付け、芯金26の内周側に突設した抜止め突起28を鏡板12の外周側に設けた環状凹溝13内に嵌合させる。これにより、例えば芯金26が鏡板12との熱膨張率の差等によって鏡板12の外周側で弛んだ場合でも、リップシール25の取付状態を安定的に保持でき、シール性能を高めて耐久性、信頼性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
ケーシングと、該ケーシングに設けられ鏡板に渦巻状のラップ部が立設された固定スクロールと、前記ケーシングに回転可能に設けられた駆動軸と、前記ケーシング内で該駆動軸の先端側に旋回可能に設けられ、鏡板に前記固定スクロールのラップ部と重なり合って複数の圧縮室を画成するラップ部が立設された旋回スクロールと、前記ケーシング内に収容された油液を前記各圧縮室から遮断するため前記固定スクロールと旋回スクロールとの摺動面をシールするシール部材とを備えてなるスクロール式流体機械において、前記シール部材は、前記旋回スクロールの鏡板の外周側を取囲んで延び該鏡板の外周側に嵌合される支持部材と、該支持部材に固着して設けられ先端側が前記固定スクロールの摺動面に弾性的に摺接する環状の弾性シールと、前記支持部材を旋回スクロールの鏡板に抜止め状態で取付けるため前記支持部材の内周側に突設され前記旋回スクロールの鏡板の外周側に設けられた凹溝に嵌合される抜止め突起とから構成したことを特徴とするスクロール式流体機械。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 27/00 321
FI (2件):
F04C 18/02 311 P ,  F04C 27/00 321
Fターム (17件):
3H029AA02 ,  3H029AA17 ,  3H029AB02 ,  3H029AB06 ,  3H029BB32 ,  3H029BB44 ,  3H029CC05 ,  3H029CC19 ,  3H029CC38 ,  3H039AA02 ,  3H039AA12 ,  3H039BB05 ,  3H039BB08 ,  3H039CC02 ,  3H039CC08 ,  3H039CC31 ,  3H039CC35

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