特許
J-GLOBAL ID:200903016918122531

麻酔装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-065712
公開番号(公開出願番号):特開平10-005338
出願日: 1997年03月19日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 外部のガス貯蔵器を有する麻酔装置において、主として麻酔剤の消費を最小に抑えながら完全に閉じられたシステムを実現する。【解決手段】 外部のガス貯蔵器24内に3つのベローズ28A〜28Cが配置されており、これによって換気ユニット6からの呼吸ガスの収集および換気ユニット6への呼吸ガスの供給が選択的に行われる。ベローズ28A〜28Cは調整ユニット40により調整される。この調整ユニット40はバルブ装置48を介して、駆動ガス源44を1つまたは複数の容器30A〜30Cと接続し、これによってそれらの容器内に収められているガスベローズ28A〜28Cを圧縮する。駆動ガスが供給されていないときには、それらのベローズ28A〜28Cは受動的に伸張する。
請求項(抜粋):
肺系(4)へ呼吸ガスを搬送するための吸入管(8)と、肺系(4)から吐き出された呼吸ガスを搬送するための呼気管(10)と、呼吸ガス中の少なくとも1つのガス成分を受け取り該ガス成分を前記吸入管(8)へ供給するための吸入口(12A〜12E)および前記呼気管(10)を介して搬送される吐き出された呼吸ガスを取り出すための排出口(16)を備えた換気ユニット(6)と、吐き出された呼吸ガスを収集するため前記排出口(16)と接続されかつ吐き出された呼吸ガスをガス成分として供給するため前記吸入口(12E)と接続されているガス貯蔵器(24,60)と、呼吸ガスが前記吸入口(12E)へ戻される前に吐き出された呼吸ガスから少なくとも1つのガス状汚染物を取り除くために配置されたフィルタ(22)とが設けられている麻酔装置(2)において、前記ガス貯蔵器(24;60)は少なくとも2つの容積可変のガス容器(28A〜28C;66A〜66B)を有しており、該ガス容器は呼吸ガスの流れる方向を制御するため第1のバルブ装置(32A〜32C;68)を介して前記排出口(16)と、第2のバルブ装置(36A〜36C;74)を介して前記吸入口(12E)と接続されており、前記容積可変のガス容器(28A〜28C;66A〜66B)のそばに、該ガス容器のうちの1つ(28A;66A)を選択的に空にするため調整ユニット(40,44,46,48,50;76A〜76B,78A〜78B,80)が配置されていて、2番目の容積可変のガス容器(28B,28C;66B)が吐き出された呼吸ガスを前記排出口(16)から収集するのと同時に、吐き出された呼吸ガスが前記吸入口(12E)へ供給されることを特徴とする麻酔装置。

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