特許
J-GLOBAL ID:200903016920882047
温熱治療装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-013905
公開番号(公開出願番号):特開平6-217989
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】本発明は温熱治療用アプリケータを治療部位のある管腔に挿入して患部全体を効率的に加温できるとともに、留置する周辺の生体に熱的な損傷を与えない安全性の高い温熱治療装置を提供することを目的とする。【構成】尿道に挿入して留置されるとともにその尿道内から患部に向けて放射する加温用超音波を発振する超音波振動子21を内蔵した腔内アプリケータ2と、この腔内アプリケータ2の内部に冷却液を供給してその腔内アプリケータ2を冷却する冷却装置6と、この加温用腔内アプリケータ2からの超音波を受信する超音波センサ素子43及び温度センサ素子42を設けた直腸プローブ3とを設け、前記直腸プローブ3から超音波センサ素子43及び温度センサ素子42の測定情報により前記超音波振動子21の出力及び冷却装置6の出力を制御するようにした。これによると、超音波によって尿道内部から前立線部位を直接的に加温することが実現できる。直腸粘膜での温度及び超音波強度を検知して加温の制御を行う。よって、直腸粘膜の損傷を未然に防ぐことができる。
請求項(抜粋):
尿道に挿入して留置されるとともにその尿道内から患部に向けて放射する加温用超音波を発振する超音波振動子を内蔵した腔内アプリケータと、この腔内アプリケータの内部に冷却液を供給してその腔内アプリケータを冷却する冷却装置と、この加温用腔内アプリケータからの超音波を受信する超音波センサ及び温度センサを設けた直腸プローブと、直腸プローブから超音波センサからの超音波強度情報、及び温度センサからの温度情報により前記超音波振動子の出力及び冷却装置の出力を調整する制御装置とを具備したことを特徴とする温熱治療装置。
IPC (2件):
A61B 17/36 330
, A61B 17/00 320
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