特許
J-GLOBAL ID:200903016924755970

粘稠液体注出用容器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-144182
公開番号(公開出願番号):特開平6-321273
出願日: 1993年05月10日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】本発明はマヨネーズ等粘稠液体ソースの専用容器に関するものである。従来の容器には下記等の問題があったが,本発明はこれらを全て解決したものである。A デザインが良くない。B 内容物が空気に接触する。C 注出時のキレが良くない。【構成】下記構成の専用容器を使用する。A 硬質素材の円筒にソースを注入し,ベローズにて空気を送給して注出する。B ソース上部に浮蓋を載置し,空気を遮断する。C 注出時にノズル先端に粘着したソースは,球状吸引体により内部に環流させる。D 把手内の連動装置により,注出と吸引を釦により交互に連続して行う。【効果】本容器の実現によりマヨネーズ等の売り上げは増加し,ホテル・レストラン等では自分の好みのソースが客自ら装着できる。さらに,全く新しい給食形態や料理も創造され,当専用容器は一般家庭からホテルまで世界各国において広く利用される。
請求項(抜粋):
A 硬質素材で形成される筒状の貯溜筒(1)を,上部に漏斗状の注出孔(12)を設けた支持筒(11)に挿着し,凹状にて外周が貯溜筒(1)内周に整合し底部が支持筒(11)上部形状に整合する浮蓋(10)を,上記貯溜筒(1)に注入した粘稠液体(24)上部に密着載置する。B 前記貯溜筒(1)上部には,ベローズ(3)と一緒になり,吸気弁(6)を添設した吸気孔(5)および送気孔(4)を有する,上蓋(2)を冠着する。C 前記支持筒(11)には,上部が注出孔(12)に連通し,中間部には弾性のある球状吸引体(17)を装着し,下部にはノズル(14)を嵌着した注出管(13)を内設する。D 前記ベローズ(3)に上部押突杆(8)の先端に固着した上部押圧片(7)を当着し,また,球状吸引体(17)にも下部押突杆(19)の先端に固着した下部押圧片(18)を当着し,貯溜筒(1)上部と支持筒(11)中間部間には把手(23)を連結して架設し,該把手には上部押突杆(8)と下部押突杆(19)を同時に同一方向に押圧するための連動装置(22)を内設する。E 前記支持筒(11)は,該支持筒外周に緩やかに整合する内周の載置筒(16)に挿入載置する。以上の構成からなる粘稠液体注出用容器。
IPC (5件):
B65D 83/76 ,  A23L 1/39 ,  A47G 19/12 ,  A47G 19/18 ,  B65D 85/72

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