特許
J-GLOBAL ID:200903016933666211

車両用駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川合 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-112914
公開番号(公開出願番号):特開平5-310048
出願日: 1992年05月01日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】駆動装置ケースの外径を大きくしたり、構造を複雑にすることがなく、十分な量の油をモータに供給する。【構成】モータ12を収容する駆動装置ケース41に端面が形成され、該端面に開口するように、軸方向及び円周方向に設定された長さだけ溝65が形成される。前記端面に隣接してステータの鉄心が配設され、該部材の端面23bが前記溝65を覆って油室25a,25bを形成する。そして、前記溝65の軸心側の環状壁67に油吐出口66が形成され、前記油室25a,25b内の油をモータ12に向けて吐出し、冷却する。前記油室25a,25bによって、油を一括して供給することができるため、駆動装置ケース41の外径を小さくすることができる。また、駆動装置ケース41の構造を簡素化することができるため、相対的に外径の大きなステータとすることができ、低回転時に出力するトルクを大きくすることができる。
請求項(抜粋):
(a)ステータ及びロータを有するモータと、(b)該モータを収容する駆動装置ケースと、(c)該駆動装置ケースに形成された端面に開口するとともに、軸方向及び円周方向に設定された長さだけ延びる溝と、(d)前記端面に隣接して前記駆動装置ケースに固定され、前記溝を覆って油室を形成するステータの鉄心と、(e)前記溝の軸心側の環状壁に形成され、前記油室内の油をモータに向けて吐出する油吐出口を有することを特徴とする車両用駆動装置。
IPC (2件):
B60K 1/00 ,  H02K 9/19

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